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『マンガ 認知症』第2弾始動!あなたのお悩み聞かせてください。

刊行記念マンガ「あの日のおじや」

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刊行記念マンガ「どうしてハーゲンダッツが好きなんですか?」

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読者の声

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相談員と介護士をしています。家族はどう対応してよいか分からないので、分かりやすく説明をと思ってやっていますが、そこで会ったのがこの本でした。
漫画で気軽に読める(大事)しかも重くなく楽しく読める(ここ本当に大事)そして分かりやすい(完璧)な作品だと思います。職場の認知症研修に使わせていただきました。とても好評でした。
日々の仕事で認知症の方の介護で悩むことも多いです。そんな時はこの本を読んで、改めて仕事に向かっています。
ニコ先生の漫画はパワーがあって読んでいてこちらも元気になるんです。
同じ宮城県南地域出身としては、婆ルもいつの間にか身内じゃないかくらい思い入れも強いのです。
ななんさん(読者・40代)
ずっと欲しかった一冊でした!
泣けるほど嬉しいです。
yokoさん(読者・30代)
義父の認知症で落ち込んでいる義母に読んでもらおうと妻が買ってきました。マンガかよ、と最初はちょっと小馬鹿にしていましたが、少し読んでみてムムムとなって一気に読んでしまいました。
私自身の母親も施設に入っていて、認知症のことはある程度のことはわかっていたつもりでしたが、改めて教えられたり、いろいろと腑に落ちたり、激しく納得したり、とても勉強になりました。
声を大にしていいたいこの本はとっても良い本です。
できるだけ多くの人に読んで欲しい。著者のお二人に感謝です。
あとがきの告別式の挨拶のくだりで、思わずぐっときてしまいました。
ミツバチさん(読者・60代)
要介護2の母を在宅で介護しています。私もニコ先生のお母様と同じで一人で看ていますが、比較的早くからデイサービスやショートステイのお世話になり、なんとか日々暮らしています。どこに居ても「帰りたい」と言う母の気持ち、ちょっとそばを離れると私を探す理由、気になったことを何度説明しても繰り返し尋ねられる事…
どれもこれも本を読み進めて納得しました。それにマンガで各々の心理が表されていて、ものすごく感情移入できました。読書の苦手な私には、文字だけなら読む気も起こらなかったと思います。
理屈では解っていても、毎日続くと最初の頃の様に優しく出来なくなっていました。が、この本を読んでから母に笑顔で話しかけるように心掛けています。
この本はいずれ、わたしが老いた時のために、娘や息子にも読ませようと思っています。
今後も本を通して私たち介護者の強い味方になってください!
チーままのカーさん(読者・50代)
私は介護福祉士です。母が80歳近い為、脳外科に毎月通って定期的に脳の検査をしています。これまで多くの、認知症に関する講義を受けたり、書籍やネットで調べたりしてきました。しかし、今回この新書を読ませて頂き、母のことを理解出来ていなかった自分に気がつきました。おかげで今後はイライラせずに、母への理解を日々深めながら自分自身無理なく母に接して楽しく生活フォローしていけます。
マンガにも時おりクスッとさせられる箇所が多く有り、楽しく読めました。新書というコンパクトな本にも関わらず、認知症に関する知識は、この新書1冊をしっかり読んで、あとは必要に応じて必要な箇所だけを随時読み返していけば十分です。
微笑みくんさん(読者・50代)
父が認知症になり、困っていたとき、この本なら気軽に読めそうかなと購入しました。父は80歳でとっくに定年なのに、よく会社に行こうとします。30年前の会社……仕事内容、勤務地、同僚の名前などが正確なのに驚きつつ、なんとか父の好きなお酒を出して、気をそらせて毎日過ごしています。この本を読んで父の行動がわかってきて、少し心が楽になりました。でも過去にタイムスリップしようとする父に戸惑う毎日でしんどいです。「マンガ 認知症」の第2弾、待っています。
YUさん(読者・40代)
介護はするにしてもされるにしても他人事ではないと思い、来るかもしれない日のために購入しました。
認知症の人が見ている世界をほんの少し覗くことができた気がします。ともすれば暗い気持ちになりがちな題材がポップにわかりやすく、そしてとても詳しく描かかれていて、あっという間に読みおわってしまいました。この本に出会えてよかったです。
やまもとさん(読者・30代)
もうすぐ70代になる実家の両親のことが気になり、軽い気持ちで手に取りました。読み始めると、ニコさん一家の物語に引き込まれて、亡くなった認知症の祖母のことをたくさん思い出しました。
もっと早くこの本に出会っていたら、祖母への接し方も違っていたのかなと思います。
介護はまだ先のことと思っている人にも、「今のうちに読んだ方がいいよ!」とおすすめしたいです。
ほんだしさん(読者・30代)
読みすすめるごとに母の気持ち、状況を受け入れられることができて、母との関係もお互いイライラしていた毎日から穏やかものへと変わりました。さらに嫌がっていた病院での検査を本人が納得して受けることができて、先日アルツハイマー型認知症と診断されました。
この漫画と出会わなかったら、母の症状を認知症と思えず目を逸らし続けて、さらに色々なことが悪化していったことでしょう。
私と母を救ってくれた一冊です。
はるみさん(読者)
ツイッターのおすすめで知り、書店で探して読みました。アルツハイマーの母の介護が始まったばかりで不安やいらだちばかりでした。漫画の婆ルさんの悲しそうな顔が現在の母の顔と重なりました。
そうか、認知症の人はそんな気持ちなんだね、と理解でき、不安がすこし和らぎました。楽しい本で助けてくれて、ありがとうございます。
ナナハチさん(読者・50代)
祖母の認知症が徐々に進んでいくにつれ、母の負担も大きくなっているのを感じ、なんとかできないものかと思っていたところに、Twitterでマンガ認知症の存在を知りました。母もマンガ認知症を読み、「言動の理由がわかるだけで精神的に楽になるね。」と言っていました。
地元に帰ると介護の手伝いをし、祖母の言動にイライラしてきた時などは母と一緒にマンガ認知症を読み返し、祖母の言動は不安の裏返しということや、どのように認知機能が低下しているかということを再認識してから介護に臨んでいました。マンガ認知症がなければ、きっと祖母にもっとキツく当たってしまっていたし、精神を病んでしまうこともあったかもしれません。祖母にも悲しい思いをたくさんさせてしまっていたかもしれません。
94歳の祖母は、2021年の3月に新型コロナウイルス感染症になりましたが、なんと無事に生還しました。しかし、祖母はヘルパーさんや母と私の通い介護を受けながら一人暮らしをしていたため、入院をしたことにより認知機能やシモの方が更に衰えてしまいました。そこで家族や親族、ケアマネージャーさん達と協議の末、祖母を介護施設に入所させることにしました。ここでも介護施設という選択肢を視界に入れることができたのは、マンガ認知症のおかげでした。介護施設という選択肢は悪いことではないことや、自宅介護の限界の目安をしっかり書いて頂いたため、過剰な罪悪感を感じることなく、祖母が一番安全に暮らせる選択肢を選ぶことができました。マンガ認知症には数え切れないほど救われてきました。祖母、母、私の人生を支えていただきました。
山下祐紀子さん(読者・20代)
母はまだ60代ですが、認知症が疑われる言動をするようになりました。認知症というとみなさん「うちの祖母・祖父が」という場合が多いので「母が認知症」という状況は不安でしかありませんでした。そんなときふと入った本屋さんでたまたま目にしたこの本。認知症の人も私たちの考えていることが分からない、認知症の人は孤独の中に生きている、といった言葉を見て自分の中にあった不安が消え去っていくのを感じました。
まだまだ研究中の分野である認知症についてニコさんのほんわかしたマンガとサトー先生のわかりやすい解説文のおかげで難しい用語や理論でもスッと理解することができました。なにより最後にある「行動から探す」ページはこの本を単なる読み物ではなく、ずっと持ち歩きたくなる「認知症辞典」にしてくれました。母が快適に暮らしていけるようにこの本を何度も読み返したいと思います。この本のおかげでもっと認知症についての知識を深めたいという気持ちが湧いてきています。
くろねこフィルムさん(読者・40代)
マンガ 認知症 ニコ・ニコルソン(マンガ家)/佐藤眞一(大阪大学大学院教授)著

イラスト_4「マンガ 認知症 ニコ・ニコルソン(マンガ家)/佐藤眞一(大阪大学大学院教授)著」より抜粋

STORY

大好きな祖母が認知症になってしまい、
母と二人三脚で介護に取り組むマンガ家、ニコ。
人が変わってしまったかのような
祖母との生活に疲れ果てたニコたちの前に、
認知症の心理学の専門家、サトー先生が現れて……?
『マンガ認知症』においても私は、科学的知見に基づいて認知症の人の心を理解し、本人の状態を楽にするための方法をお伝えしてきました。一方で、このマンガは、ニコさんや母ルさんが「なんでやねん!」を解決するために奮闘し、婆ルさんと三人で、心の安らぎに少しずつ近づいていく物語にもなっています。本書が認知症の人、そのご家族、介護従事者の方々、そして認知症やその介護に漠然とした不安を抱いている方々が心の安らぎを得る助けになればと願っています。

── 佐藤眞一「あとがき」より

読者の声

  • このマンガの作者。
    宮城県育ち、都内で一人暮らし。
    東日本大震災で実家が流されたり、
    祖母が認知症になったり、母がガンになったりする。
    猫が飼ってみたい30代。
    高校時代「ご近所物語」(矢沢あい)のお便りコーナーに
    イラストが採用され狂喜乱舞。
    「私、漫画家になれるかも」と調子にのる。
    好きな食べもの…レバ刺し、もっちりしたパン

  • 認知症の心理学の専門家。
    東京生まれ、千葉県育ち、大阪府在住。
    豊富な知識と経験をもとにニコ家のピンチを救う。
    自身の祖母も認知症で、母が自宅介護をしていた。
    研究に打ち込むために無趣味主義だったが、
    最近はそれを残念に思っている。
    好きな食べもの…豆類全般、甘いものとお酒、
    ハーゲンダッツ(ラムレーズン)

  • ニコの祖母。
    宮城県生まれ。和菓子屋の娘で、9人姉弟の長女。
    世話好きの働き者。
    アルツハイマー型認知症になる前はニコ家の家事の
    ほとんどを担い、孫・ニコの母代わりだった。
    好きな食べもの…ケンタッキー、ふかしいも、
    ハーゲンダッツ(バニラ)

    ニコ家の飼い犬。
    食いしん坊の暴れ犬。ドッグセラピーを期待され、大阪のおじの家からもらわれてきたが、婆には嫌われている。

  • ニコの母。
    宮城県生まれ。クールな一匹オオカミタイプ。
    家事は苦手で料理は一切しない。
    好きなタイプは若き日の田原俊彦と
    冬ソナのペ・ヨンジュン。
    離婚してからはニコ家の稼ぎ頭として働き、
    今は婆ルの介護のすべてを担う。
    好きな食べもの…固やきそば、豆ご飯

目次

序章認知症ってなんですか?

ためしよみ

認知症を心理学的に研究するということ/認知症とはなにか/予備軍も含めれば日本に一〇〇〇万人/認知・認知機能とはなにか/原因疾患と認知機能障害の関係/老化による物忘れと認知症の違い/「おかしいな」と思ったら
第1章「お金を盗られた」「強盗にあった」と言うのはなぜ?

ためしよみ

中核症状と周辺症状/物盗られ妄想の原因/自己防衛としての物盗られ妄想/身近な人を疑う理由/認知症と薬/薬をやめてみる
第2章同じことを何度も聞いてくるのはなぜ?
さまざまな記憶の種類/短期記憶と長期記憶――陳述記憶のプロセス/エピソード記憶障害の原因/符号化、貯蔵、検索――記憶のモデル/未来の予定がわからないことの不安/何度でも同じことを聞く理由/なんのための介護か
第3章何度注意してもお米を大量に炊いてしまうのはなぜ?
陳述記憶と非陳述記憶/手続き的記憶が残る理由/繰り返される行動には、その人のアイデンティティが現われ る/同じものを大量に買ってしまうときは
第4章突然怒りだすのはどうして?
前頭葉障害で、行動のコントロールが難しく/注意機能が低下し、気が散りやすくなる/前頭側頭型認知症の場合/夕暮れ症候群/偶然見つけたヒント/会話が重要/ときには放っておくことも有効
第5章高齢者の車の事故はなぜ起きるの?
シニアカーがぶつかってきた/有効視野の低下/自分が今まで何をしていたのかわからない/注意機能の衰え/選択的注意機能と有効視野/一度に二つ以上のことができなくなる/認知症に限らず失敗しやすい「注意の切り替 え」/家族の同乗がかえってよくないこともある/運転が苦手になるのは、認知症の人に限らない
第6章介護者につきまとうのはどうして?

ためしよみ

遂行(実行)機能障害/目標・計画・実行のどこができないのか/できない自分に傷ついている/押し売りに引っかかってしまうのは?/見当識障害という問題/過去と現在と未来をつなげる/実行機能と遂行機能
第7章家にいるのに 「 帰りたい 」 と言うのはなぜ?
見当識とはなにか/記憶の低下との関係/幼児期の記憶のあり方と似ている/婆ルさんはどこに帰りたいのか
第8章これってもしかして「 徘徊 」ですか?
目的もなくうろついているわけではない/「徘徊」はなぜ起きるのか/頭の中の地図がつくれなくなる/建物と自分の位置関係がわからなくなる/鏡の不思議/徘徊が出てきたら、どうしたらいいのか/徘徊がおさまるのはいいことか
第9章排泄を失敗してしまうのはなぜ?
排泄の失敗が増える理由/失敗を認めることは、プライドが許さない/弄便で自宅介護が限界に/なぜ食べられないものを口に入れてしまうのか/本人のプライドを傷つけないために
10章介護に疲れ果てました 。 どうしたらいいですか?
人間関係はギブ&テイク/「思いどおりにならない」はコントロールのはじまり/「なぜこんなことをするのか?」と考える/心がすれ違うことで、ケアがコントロールに陥る/社会的認知機能の低下と「心の理論」/まずは話を聞くことから/介護を生きがいにしない
番外編なんでお尻を触るんですかコラー!!
衝動を抑制できない/性欲以外が原因のことも/優しさが逆効果になることも/高齢者の性欲を認める/家族で認知症について話し合える関係に
あとがき
ニコ・ニコルソン 佐藤眞一
おすすめの本
行動から探す
イラスト_1「マンガ 認知症 ニコ・ニコルソン(マンガ家)/佐藤眞一(大阪大学大学院教授)著」より抜粋 イラスト_3「マンガ 認知症 ニコ・ニコルソン(マンガ家)/佐藤眞一(大阪大学大学院教授)著」より抜粋 イラスト_2「マンガ 認知症 ニコ・ニコルソン(マンガ家)/佐藤眞一(大阪大学大学院教授)著」より抜粋
ニコ・ニコルソン

ニコ・ニコルソン

宮城県出身。マンガ家・イラストレーター。東日本大震災で全壊した実家を建て直すまでの道のりをコミックエッセイ『ナガサレール イエタテール』(太田出版)で描く。その後、祖母が認知症を発症。介護生活の様子を『婆ボケはじめ、犬を飼う』(ぶんか社)、『わたしのお婆ちゃん』(講談社)で描く。
佐藤眞一

佐藤眞一(さとう・しんいち)

東京都出身。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授。博士(医学)。日本応用老年学会理事、日本老年臨床心理学会理事、日本老年社会科学会理事。著書に『認知症の人の心の中はどうなっているのか?』(光文社新書)など。