第30回太宰治賞

第30回太宰治賞選評

2014年5月7日、第30回太宰治賞の選考委員会が三鷹市の文化施設「みたか井心亭」で開かれました。選考委員四氏(加藤典洋、荒川洋治、小川洋子、三浦しをん)による厳正な選考の結果、受賞作として選ばれたのは「コンとアンジ」でした。

最終候補を選考委員はどう読んだのでしょうか。

四氏による選評です。

加藤典洋(評論家)  小説家の誕生
荒川洋治(現代詩作家)  青い空、見える世界
小川洋子(作家)  不親切を貫く才能
三浦しをん(作家)  熱気あふれる野性の冒険譚