筑摩書房

最新刊

明日は日曜日

明日は日曜日

とある会社の総務課を舞台に、
社内外で起こるドタバタ事件をほのぼの、
ユーモラスに描いた13編の連作からなる昭和のラブコメディ。
【解説】南沢奈央

2021/2/10刊/ISBN:978-4-480-43718-1/本体760円+税

「知らない」ではあまりにもったいない!ちくま文庫の好評既刊

御身

御身

矢沢章子は突然の借金返済のため自らの体を売ることを決意する。
しかし愛人契約の相手・長谷川との出会いが彼女の人生を動かしてゆく。
【解説】寺尾紗穂

2019/08/08刊/ISBN:978-4-480-43609-2/本体780円+税

家庭の事情

家庭の事情

父・平太郎は退職金と貯金の全財産を5人の娘と自分で6等分にした。
すると各々の使い道からドタバタ劇が巻き起こって、さあ大変?!
【解説】印南敦史

2017/11/08刊/ISBN:978-4-480-43477-7/本体780円+税

最高殊勲夫人

最高殊勲夫人

野々宮杏子と三原三郎は家族から勝手な結婚話を迫られるも協力して
それを回避する。しかし徐々に気付くお互いの本当の気持ちは……。
【解説】千野帽子

2016/09/07刊/ISBN:978-4-480-43385-5/本体800円+税

青空娘

青空娘

主人公の少女、有子は不遇な境遇から幾多の困難にぶつかりながらも
健気にそれを乗り越え希望を手にする日本版シンデレラ・ストーリー。
【解説】山内マリコ

2016/02/09刊/ISBN:978-4-480-43323-7/本体740円+税

源氏鶏太(げんじ・けいた)

源氏鶏太(げんじ・けいた)

1912─1985年。富山市生まれ。本名、田中富雄。富山県立富山商業高等学校卒業後、1930年に住友合資会社に入社、会社勤めのかたわら懸賞小説に応募するなど執筆活動を行い1951年には「英語屋さん」他で直木賞受賞する。1956年、退職し小説家に専念、1958年からは直木賞選考員も務めた。長年の会社員生活をもとに企業を舞台としたユーモア溢れる「サラリーマン小説」を多数発表し、さらにその多くは映像化もされた。1971年、吉川英治文学賞受賞。主な作品に『青空娘』『最高殊勲夫人』(ちくま文庫)、『停年退職』(河出文庫)、『三等重役』など。

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獅子文六の本