自分の体を知ることは、生命の神秘に触れることでもあります。
一つ一つの臓器や器官の構造や役割がわかってくると、人体を支える精緻なメカニズムに感動するでしょう。
自分がいかに大切で、かけがえのない存在であり、家族や友人たちも同じように尊い存在であることに気づくことでしょう。
それでは、神秘に満ちた小宇宙の旅に出かけることにしましょう。
(「はじめに」より)
一つ一つの臓器や器官の構造や役割がわかってくると、人体を支える精緻なメカニズムに感動するでしょう。
自分がいかに大切で、かけがえのない存在であり、家族や友人たちも同じように尊い存在であることに気づくことでしょう。
それでは、神秘に満ちた小宇宙の旅に出かけることにしましょう。
(「はじめに」より)
※本書で使用している写真は、電子顕微鏡(走査型・透過型)、光学顕微鏡などで見た組織を撮影したもので、
組織は染色されており、実際の組織の色ではありません。
組織は染色されており、実際の組織の色ではありません。
はじめに
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口 ──食物を取り入れる消化のスタートライン
食道 ──口と胃を結ぶ筋肉のチューブ
胃 ──胃の中身はなぜ腐らないのか
小腸 ──人体最長の臓器
大腸 ──便ができるまで
肝臓 ──人体最大の化学工場
胆嚢 ──胆汁を貯蔵して濃縮するナス形のタンク
膵臓 ──膵液とホルモンを分泌
コラム 細胞は生命体の最小単位
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気管支 ──空気を肺に送る輸送路
肺 ──血液をきれいにガス交換
コラム 遺伝は親から子に受け継がれる情報
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腎臓 ──脳や心臓よりも複雑ですごいしくみ
膀胱 ──伸縮自在のタンク
コラム 体を安定した状態に保つホルモン
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精巣 ──なぜ精子は大量につくられるのか
陰茎 ──射精までの長い道のり
卵巣 ──卵子ができるまで
子宮 ──受精までのサバイバルレース
乳房 ──なにでできているのか
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心臓 ──血液を全身に循環させるポンプ
動脈 ──体のすみずみに血液を届ける
毛細血管 ──動脈と静脈を橋わたし
血液 ──全身を走る生きた液体
免疫系 ──異物の侵入を防ぐ関所
脾臓 ──抗体をつくる免疫器官
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脳 ──全身の器官を統括する生命活動の根幹
神経系 ──脳と全身を結ぶ情報連絡ネットワーク
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眼 ──光がもたらす情報を受信
耳 ──音を聞くだけでない耳の驚異の働き
鼻 ──鼻の孔はなぜ二つあるのか
舌 ──おいしさの不思議
皮膚 ──外界の刺激から身を守るバリア
コラム 数字で見る人体
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骨 ──体を支えて脳や内臓も守る
軟骨 ──骨同士を衝撃から守る
関節 ──体の曲げ伸ばしができるわけ
筋肉 ──人間はもっと力を出せる
おわりに
カラー新書
世界一美しい人体の教科書
坂井建雄 著
私たちにもっとも身近な存在でありながら、いまだ解き明かされない神秘に満ち溢れた人体。第一線の研究と、光学顕微鏡や走査顕微鏡をはじめとする最新鋭の技術で撮影した100枚の超ミクロカラー写真で、その謎に迫る!
ISBN:978-4-480-68322-9/定価:本体1000円+税/ちくまプリマー新書
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