カラー新書

世界一美しい人体の教科書

坂井建雄

カラー新書 世界一美しい人体の教科書

©Science Photo Library/amanaimages

驚異の超ミクロ画像100点が明かす人体の神秘

最新鋭の撮影技術でからだの深層がここまでわかった!!

 自分の体を知ることは、生命の神秘に触れることでもあります。
一つ一つの臓器や器官の構造や役割がわかってくると、人体を支える精緻なメカニズムに感動するでしょう。
自分がいかに大切で、かけがえのない存在であり、家族や友人たちも同じように尊い存在であることに気づくことでしょう。
 それでは、神秘に満ちた小宇宙の旅に出かけることにしましょう。
(「はじめに」より)

内容見本

※本書で使用している写真は、電子顕微鏡(走査型・透過型)、光学顕微鏡などで見た組織を撮影したもので、
組織は染色されており、実際の組織の色ではありません。

目次

はじめに

[第1章]消化器 ──エネルギーを取り込む長く曲りくねった道
口 ──食物を取り入れる消化のスタートライン
食道 ──口と胃を結ぶ筋肉のチューブ
胃 ──胃の中身はなぜ腐らないのか
小腸 ──人体最長の臓器
大腸 ──便ができるまで
肝臓 ──人体最大の化学工場
胆嚢 ──胆汁を貯蔵して濃縮するナス形のタンク
膵臓 ──膵液とホルモンを分泌
コラム 細胞は生命体の最小単位
[第2章]呼吸器 ──酸素を取り入れる無意識のリズム
気管支 ──空気を肺に送る輸送路
肺 ──血液をきれいにガス交換
コラム 遺伝は親から子に受け継がれる情報
[第3章]泌尿器 ──体をきれいにするゴミ処理システム
腎臓 ──脳や心臓よりも複雑ですごいしくみ
膀胱 ──伸縮自在のタンク
コラム 体を安定した状態に保つホルモン
[第4章]生殖器 ──生命を誕生させて次につなぐ<br>
精巣 ──なぜ精子は大量につくられるのか
陰茎 ──射精までの長い道のり
卵巣 ──卵子ができるまで
子宮 ──受精までのサバイバルレース
乳房 ──なにでできているのか
[第5章]循環器・血管 ──酸素と栄養を乗せて血液は駆け巡る
心臓 ──血液を全身に循環させるポンプ
動脈 ──体のすみずみに血液を届ける
毛細血管 ──動脈と静脈を橋わたし
血液 ──全身を走る生きた液体
免疫系 ──異物の侵入を防ぐ関所
脾臓 ──抗体をつくる免疫器官
[第6章]脳・神経 ──全身をコントロールする情報システム
脳 ──全身の器官を統括する生命活動の根幹
神経系 ──脳と全身を結ぶ情報連絡ネットワーク
[第7章]感覚器 ──外界の情報を敏感にキャッチする窓
眼 ──光がもたらす情報を受信
耳 ──音を聞くだけでない耳の驚異の働き
鼻 ──鼻の孔はなぜ二つあるのか
舌 ──おいしさの不思議
皮膚 ──外界の刺激から身を守るバリア
コラム 数字で見る人体
[第8章]運動器 ──身体活動を支えるしなやかなシステム
骨 ──体を支えて脳や内臓も守る
軟骨 ──骨同士を衝撃から守る
関節 ──体の曲げ伸ばしができるわけ
筋肉 ──人間はもっと力を出せる

おわりに

坂井建雄(さかい・たつお)

1953年生まれ。解剖学者。東京大学医学部卒。順天堂大学医学部・大学院医学研究科教授、日本医史学会理事長。人体解剖学、腎臓と血管・間質の細胞生物学、解剖学史・医学史をめぐる研究を通して、数々の驚きと感動を届けてきた。著書に『ぜんぶわかる 人体解剖図』(共著、成美堂出版)、『人体観の歴史』(岩波書店)、『プロメテウス解剖学アトラス』(監訳、医学書院)、『腎臓のはなし』(中公新書)、『面白くて眠れなくなる人体』(PHP文庫)、『面白くて眠れなくなる解剖学』(PHP研究所)、『人体キャラクター図鑑』(日本図書センター)など多数。

カラー新書
世界一美しい人体の教科書

坂井建雄 著

私たちにもっとも身近な存在でありながら、いまだ解き明かされない神秘に満ち溢れた人体。第一線の研究と、光学顕微鏡や走査顕微鏡をはじめとする最新鋭の技術で撮影した100枚の超ミクロカラー写真で、その謎に迫る!

ISBN:978-4-480-68322-9/定価:本体1000円+税/ちくまプリマー新書

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