東京国際ブックフェア2008

東京国際ブックフェア2008 筑摩書房のブックフェア

東京国際ブックフェア2008での筑摩書房のブースの様子などを振り返ります

初日からたくさんのお客様 テープカットを終えた秋篠宮同妃殿下もいらっしゃいました。

東京国際ブックフェアは、770社が出展するとても大きな本のお祭り。 会場にはいろんな出版社のブースが所狭しと並んでます。今回のちくまの出展の目玉は、「光る本」というモダンアートを配した幻想的な展示。それから、読者謝恩の意味を込めての割引販売です。 始まってすぐ秋篠宮同妃殿下がちくまのブースにいらっしゃいました! テレビで見ているまんまのお姿だな~なんて(当たり前)。『思考の整理学』『算法少女』『古代文字練習帳』『日本の歴史を読みなおす』などがお気に召されたよう。手に取って読んでくださいました。 たくさんのお客様が入れ替わり立ち代り。「光る本」の前で写真を撮っていく方も多かった。よしよし、がんばって準備したかいがあったぞー。

韓国のテレビ局がちくまを取材

さて2日目です。今日も初日と同様に大忙し。 この日から「ちくま福袋」を売りはじめました。これは定価で買うと5千円分の本を3千円で販売するというもの。選書は、ちくまの顔である社長&編集長&松田哲夫がいたしました。趣味が合えばお得なのですが…。陳列しながら「買うのに勇気いるよな~」なんて半信半疑に思っていたけど、あっという間に売れていく! きっとお客様もお祭り気分で面白がってくれたのでしょうね。 それから、韓国のテレビ局の取材が入りました。「日本の新書ブームを探る!」ということで白羽の矢が立ったようです。取材の応対は新書編集部の北村さん。どんな風にオンエアされたのでしょうか。 明日から土日。さらにお客様が増えるはずです。棚や平台に商品をしっかり補充して備えます。書店さんの大変さ、身を持って知りました。

華恵さん、玄侑さんのトークショー&サイン会

本日から一般のお客様もご来店です。
天気も良くてオープン直後からすごいお客様の数!
僕はお休みだったのですが手伝いに狩り出される始末。トホホ。
本日はイベントが2つ。
華恵さんのトークショー、それから玄侑宗久さんのサイン会です。
華恵さんは担当編集である松田哲夫と、新刊『キモチのかけら』の制作秘話についてお話して下さいました。話を聞きにきたお客様の中には中学生や小学生もたくさん。華恵さんに向けられた憧れの眼差しがかわいかったー。そして、玄侑宗久さんは出版梓会のブースにて講演を行った後、ちくまのブースにいらっしゃってサイン会をして下さいました。気鋭の作家で「玄侑さんファン」の道尾秀介さんも見学にいらっしゃいました。どちらも盛り上がり、そして長蛇の列。このHPを見て知ったなんて言ってくださる方も結構いて、いや〜、うれしかったです。 さあ、いよいよ明日が最終日。連日の品出し、呼び込み、接客等々で少々体も疲れ気味…。しかし、最後においしいお酒が飲めるよう、もうひとがんばりです。

いよいよ最終日!

泣いても笑っても今日で最後です。できれば最高の笑顔で終わりたい! 今日も午前中から多くのお客様がご来店。急遽ブースの外にも本を陳列したところ、そこもすぐに一杯になってしまいました。こんなにちくまの本を見てくださるなんて…。呼び込む声にも力が入ります。 福袋も売り切れ、バーゲンブックも残り少なくなり、いよいよ閉店が近づこうとしてもまだまだお客様の流れは途切れません。汗が目にしみて何やら頬を伝っていきます。 …そして終了時間が来て撤収開始。光る本たちがあっという間に片づけられていきます。本たちも倉庫に戻って、またどこかの書店に陳列されるまでしばらくお休みです。 こうしてちくまの東京国際ブックフェアは終わりました。みなさまのご愛顧に支えられた、ただただ、感謝の四日間。本当にありがとうございました! ここで最後に…
「東京国際ブックフェア」とかけまして、
「本の虫」とときます。
そのこころは…ほんに(本に)疲れても(憑かれても)、幸せだわ〜。
お粗末でした!
ちなみに…、会場で展示されていたちくまオリジナル「光る本」は現在、会社の一階受付にて展示されております。