筑摩叢書  6 千利休

唐木 順三

利休が無を根柢とするさびにまで行けず、有と有との対比観念のわびに終り、切腹に追い込まれたのは、信長、秀吉という独裁者と結びついていたからである。

筑摩叢書  6 千利休
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,431円(税込)
  • Cコード:1095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1963/05/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-01006-8
  • JANコード:9784480010063
唐木 順三
唐木 順三

カラキ ジュンゾウ

1904年長野県生まれ。旧制松本高校を経て、1927年京都大学哲学科卒業。1932年に初の評論『現代日本文学序説』を刊行し、以後、法政大学予科教授、明治大学教授などを歴任しながら、実存哲学と豊かな感受性を融合させた独特の評論活動を展開した。1980年没。著書に『無用者の系譜』『現代史への試み』『日本人の心の歴史』など多数。

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