筑摩叢書293 朝鮮を想う

柳 宗悦

三・一独立運動への日本政府の弾圧に沈黙する日本知識人に抗議する「朝鮮人を想う」をはじめ、朝鮮民族とその芸術への愛と尊敬を表明する画期的論文集。

筑摩叢書293 朝鮮を想う
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0070
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1984/11/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:274
  • ISBN:4-480-01293-1
  • JANコード:9784480012937
柳 宗悦
柳 宗悦

ヤナギ ムネヨシ

1889−1961年。学習院高等科在学中に雑誌「白樺」創刊に参加。主に美術の分野を担当した。東京帝国大学哲学科を卒業後は宗教哲学者として活躍。濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ、富本憲吉らと出会い、「民藝」という新しい美の概念を打ちたてた。眼の人として知られるが、柳のまなざしは、物の美しさだけではなく、物を生み出した人や社会にたえず注がれていた。

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