日本人の暦 ─今週の歳時記

長谷川 櫂

この、ゆたかな季節感の源泉。

日本人は三つの暦時間を生きている。本書では、季節感豊かな日本文化固有の時間を歳時記をもとに再構成。四季の移ろいを慈しみ、古来のしきたりを見直す一冊。

日本人の暦 ─今週の歳時記
  • シリーズ:
  • 1,980円(税込)
  • Cコード:0375
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2010/12/13
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:352
  • ISBN:978-4-480-01511-2
  • JANコード:9784480015112
長谷川 櫂
長谷川 櫂

ハセガワ カイ

1954年生まれ。俳人。俳句結社「古志」前主宰、朝日俳壇選者、季語と歳時記の会(きごさい)代表。90年、『俳句の宇宙』でサントリー学芸賞、2003年、第五句集『虚空』で読売文学賞受賞。著書『日本人の暦』(筑摩選書)、『「奥の細道」をよむ』(ちくま新書)、『四季のうた』『俳句的生活』(以上、中公新書)、『一億人の俳句入門』『句会入門』(以上、講談社現代新書)、『震災歌集』『震災句集』(中央公論新社)など。

推薦のことば

二〇五X年の初夢 /長谷川櫂

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この本の内容

日本人は三つの時間構造を生きている。明治六年に採用された「太陽暦」、それまで日本文化の土台となっていた「太陰太陽暦」(旧暦)、そして太古の「太陰暦」(太古暦)。本書では、一年を五十二週に分け、新旧太古の暦に添って年中行事やしきたりを見直す。さらに、週ごとに代表的な季語を選び、その意味と例句を紹介。千年の歴史を遡って日本文化固有の時間を読み解き、このゆたかな季節感を慈しむ。

この本の目次

一月一日‐一月七日―年新た
一月八日‐一月十四日―凍つ
一月十五日‐一月二十一日―小正月
一月二十二日‐一月二十八日―春待つ
一月二十九日‐二月四日―立春
二月五日‐二月十一日―春の雪
二月十二日‐二月十八日―雨水
二月十九日‐二月二十五日―梅の花
二月二十六日‐三月四日―桃の節句
三月五日‐三月十一日―啓蟄〔ほか〕

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