贈答の日本文化

伊藤 幹治

単なる
モノのやりとりではない。

モース『贈与論』などの民族誌的研究の成果を踏まえ、贈与・交換・互酬性のキーワードと概念を手がかりに、日本文化における贈答の世界のメカニズムを読み解く。

贈答の日本文化
  • シリーズ:
  • 定価:本体1,500円+税
  • Cコード:0339
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2011/07/13
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-01523-5
  • JANコード:9784480015235
伊藤 幹治
伊藤 幹治

イトウ ミキハル

一九三〇年東京都に生まれる。一九五三年國學院大學大学院文学研究科修士課程修了。国立民族学博物館教授、成城大学教授、成城大学民俗学研究所所長を歴任。国立民族学博物館名誉教授、文学博士。柳田国男全集編集委員。第一回澁澤賞・第一八回南方熊楠賞受賞。著書に、『稲作儀礼の研究──日琉同祖論の再検討』(而立書房)、『柳田国男──学問と視点』(潮出版社)、『沖縄の宗教人類学』(弘文堂)、『家族国家観の人類学』(ミネルヴァ書房)、『宴と日本文化──比較民俗学的アプローチ』(中央公論社)、『宗教と社会構造』(弘文堂)、『贈与交換の人類学』(筑摩書房)、『柳田国男と文化ナショナリズム』(岩波書店)、『日本人の人類学的自画像──柳田国男と日本文化論再考』(筑摩書房)、『柳田国男と梅棹忠夫──自前の学問を求めて』(岩波書店)などがある。

この本の内容

贈答とは単なるモノのやりとりではない。恩への返礼にせよ、義理への対価にせよ、はたまた親愛の証しにせよ、特定の機会での贈りものに媒介された儀礼的行為である。中元や歳暮のやりとりをはじめ、被災地への義捐金やボランティア活動が意味するものはなにか。人類学者モースの『贈与論』など民族誌的研究の成果を踏まえ、贈与・交換・互酬性のキーワードを手がかりに、日本文化における贈答の世界のメカニズムを読み解く。

この本の目次

序章 贈答の世界を解読するために
第1章 贈答の過去と現在
第2章 贈答の仕組み
第3章 贈答の諸相
第4章 贈答と宗教的世界
終章 贈答と現代社会

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