仏教百話

増谷 文雄

仏教の根本精神を究めるには、ブッダに帰らねばならない。ブッダ生涯の言行を一話完結形式で、わかりやすく説いた入門書。

仏教百話
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 726円(税込)
  • Cコード:0115
  • 整理番号:ま-1-1
  • 刊行日: 1985/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-02018-5
  • JANコード:9784480020185
増谷 文雄
増谷 文雄

マスタニ フミオ

1902−87年。北九州市小倉生まれ。東京帝国大学文学部宗教学科卒業。東京大学、東京教育大学、立教大学、東京外国語大学、大正大学などで教鞭をとり、都留文科大学学長を務める。米国ハーバード大学、シカゴ大学でも講義。著書に、『増谷文雄著作集』全12巻、角川書店、『「阿含経典」を読む』全4巻、角川書店、『根本仏教阿含経典講義』筑摩書房、『アーガマ資料による仏伝の研究』在家仏教協会、『仏教百話』筑摩書房、『仏祖正伝の道正法眼蔵』筑摩書房、『現代語訳正法眼蔵』全8巻、角川書店、『東洋思想の形成』冨山房など多数。

この本の内容

仏教の根本精神を究めるにはブッダに帰らねばならない。一貫して仏教の根本をたずねてきた斯界の第一人者が、東洋的思想の根本をなす人としてのブッダの出家から寂滅までの生涯の言行を、一話完結形式で、だれにもわかりやすく説いた入門書。読者の理解を深めるため、数多くの「語注」を付した。

この本の目次

三つの〓(きょう)逸をいましめて(出家)
山にかこまれし都にて(修行)
万法のあきらかとなれる時(正覚)
そは永遠の法則なり(縁起)
古道の発見にたとえて(正道)
二つの蘆束は相依りて立つ(縁起)
陸にあげられし船の艫舵のごとく(苦行)
法に依りて人に依らず(依法)
いま甘露の門をひらく(説法)
最初の説法の対象をえらぶ(初転法輪)〔ほか〕

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