ウィーン ─ある都市の物語

池内 紀

「ここには時間は存在しない……ここにはなお世紀末が残っている」。コーヒーをすすりつつ聖シュテファン寺を見やれば思いは巡って都市論となる。

ウィーン ─ある都市の物語
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体544円+税
  • Cコード:0195
  • 整理番号:い-15-1
  • 刊行日: 1989/09/26
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:4-480-02347-X
  • JANコード:9784480023476
池内 紀
池内 紀

イケウチ オサム

1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。主な著書に、『ウィーン・都市の詩学』(73年)、『諷刺の文学』(78年・亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(94年・講談社エッセイ賞)、『見知らぬオトカム――辻まことの肖像』(97年)、『ゲーテさんこんばんは』(2001年・桑原武夫学芸賞)、『二列目の人生』(03年)、『ひとり旅は楽し』(04年)、『森の紳士録』(05年)、『池内紀の仕事場』(全8巻・04年−05年)など。主な訳書に、カネッティ『眩暈』(1972年)、ジュースキント『香水』(88年)、ロート『聖なる酔っ払いの伝説』(89年)、ゲーテ『ファウスト』(99年・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000年−02年・日本翻訳文化賞)など。

この本の内容

ウィーンのカフェで一杯のトルコ珈琲をすすりながら、著者の思念は果てしなく廻る。巨大な骸骨が突っ立っているかのような聖シュテファン寺院の尖塔を遠く見やりつつ、思いはめぐって、やがて一篇の都市論となって結実した。巻末に書下し「ウィーン小事典」を収載。

この本の目次

夢想

女体
遊び
カフェ
皇帝墳墓

ペスト柱
バロック
小娘
ビーダーマイヤー
プラーター
戦争
祖父たち
世紀末
埋葬
仮装
オルガ叔母さん
キャバレー
小人
零落
ウィーン小辞典

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