古典落語 文楽集

桂 文楽 著 , 飯島 友治 編集

八代目桂文楽は「明烏」など演題のすべてが「十八番」だった。言葉のはしばしまで磨きぬかれ、完成された芸を再現。

古典落語 文楽集
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:こ-5-2
  • 刊行日: 1989/10/31
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:4-480-02353-4
  • JANコード:9784480023537

この本の内容

その昔、文楽が『明烏』を高座にかけると、売店の甘納豆がよく売れた。噺のなかで甘納豆を食べる迫真の芸に、ついお客がつりこまれて―という話がある。八代目桂文楽は演題のすべてが「十八番」だった。どれも、言葉のはしばしまで一字一句ゆるがせにできぬほど磨きぬかれ、完成された一席。それを、完璧な落語芸で演じてみせた。古典落語が行きついた一つの到達点というべき、文楽落語十八番集の一冊。

この本の目次

明烏
松山鏡
心眼
鰻の幇間
船徳
富久
酢豆腐
厩火事
よかちょろ
素人鰻
寝床
つるつる
厄払い
景清
馬のす
干物箱
愛宕山
星野屋
王子の幇間
夢の酒
花瓶

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