武士の娘

杉本 鉞子 著 , 大岩 美代 翻訳

明治維新期に越後の家に生れ、厳格なしつけと礼儀作法を身につけた少女が開花期の息吹にふれて渡米、近代的女性となるまでの傑作自伝。

武士の娘
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0123
  • 整理番号:す-7-1
  • 刊行日: 1994/01/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-02782-5
  • JANコード:9784480027825

この本の内容

杉本鉞子は、1873年、越後長岡藩の家老の家に生れ、武士の娘として厳格に育てられた。結婚によりアメリカに住むようになり、すべてがめずらしく目新しい暮らしの中で「武士の娘」として身につけたものを失うことなく、また自分にとじこもることもなく、みごとに自立した考えを身につける。今日に通じる女性の生き方を見る上にも、当時の風俗や生活のありさまを知るためにも、高い価値をもつ。

この本の目次

越路の冬
縮れ毛
寒稽古
旧と新
落葉
お正月
父の苦衷
二つの冒険
盂蘭盆
酉の日〔ほか〕

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