チェーホフ全集 1

アントン・チェーホフ 著 , 松下 裕 翻訳

多種多様な人生を笑いとかなしみのうちに彫琢するユーモア短篇集。20歳から26歳にかけて発表された初期のチェホンテ時代の作品27篇。

チェーホフ全集 1
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,548円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:ち-5-1
  • 刊行日: 1994/02/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02801-3
  • JANコード:9784480028013
アントン・チェーホフ
アントン・チェーホフ

チェーホフ,アントン

19世紀末から20世紀初めにかけて活躍したロシアの代表的作家。ロシアの各層の人びとを広く、きめこまかに描いた多彩な小説は、時代を超えて世界中の人びとに愛され、そのドラマやヴォードヴィルは、世界の演劇界で今なお上演されつづけている。「シベリアの旅」「サハリン島」のドキュメント類も名高い。

松下 裕
松下 裕

マツシタ ユタカ

1930年生まれ。早稲田大学ロシア文学科卒業。著書に『チェーホフの光と影』『ロシアの十大作家』ほか、訳書に『チェーホフ全集』全12巻『チェーホフ・ユモレスカ』全3巻、『チェーホフ短篇集』ほか。

この本の内容

笑いとかなしみにみちた多彩な人生を描くユーモア短篇小説。初期のチェホンテ時代の作品二十七篇を収める。

この本の目次

学のある隣人への手紙
りんごのために
聖ペトロ祭
忘れた!!
緑の岬
彼と彼女
定期市
奥さま
必要のない勝利
生きている商品
遅れ咲きの花々
喜び
催眠術の会
床屋で
釘にかけて
ぐず
謎の性格

泥坊
言葉、言葉、言葉
古典中学校生のこと

会計係助手の日記から
官吏の死
悪童
嫁入り支度
アルビオンの娘

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