ひとが生まれる ─五人の日本人の肖像

鶴見 俊輔

ひとが<<自分:、、>>というものを意識し始めるのはどんな時だろう? 田中正造ら五人の生涯を描くことで、私たちの生きる社会を考える。

ひとが生まれる ─五人の日本人の肖像
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体660円+税
  • Cコード:0123
  • 整理番号:つ-2-3
  • 刊行日: 1994/03/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02853-6
  • JANコード:9784480028532
鶴見 俊輔
鶴見 俊輔

ツルミ シュンスケ

1922−2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

この本の内容

ひとが自分というものを意識しはじめるのはどんな時だろう?誰かとけんかした時、集団の中でひとりのけものにされた時、私たちは自分の前に立ちふさがる他人や集団とともに、自分を強く意識せざるをえない。本書は、自分の誕生の記録が残っている、田中正造、金子ふみ子ら5人の波乱に満たち生涯を描く。この5つの肖像をたどることによって、現代日本の姿が立ち現われ、私たちの生きる社会を考える手がかりとなる。

この本の目次

中浜万次郎―行動力にみちた海の男
田中正造―農民の初心をつらぬいた抵抗
横田英子―明治の代表的日本女性
金子ふみ子―無籍者として生きる
林尹夫―死を見つめる

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