落語百選 春

麻生 芳伸 編集

古典落語の名作をその 素型 に最も近い形で書起し四季に分け編集したファン必携のシリーズ。故金原亭馬生師の挿画も楽しい。
【解説: 鶴見俊輔 】

落語百選 春
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 946円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:こ-5-11
  • 刊行日: 1999/01/21
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:4-480-03451-X
  • JANコード:9784480034519

この本の内容

金がないならないなりに粋にやろうというのが江戸っ子の心意気。玉子焼きはタクアンでかまぼこは大根、もちろん酒は番茶。近々いいことがあるようだ。「湯飲みのなかに、酒柱が立ってます」。おなじみ「長屋の花見」をはじめ「饅頭こわい」「花見酒」などのんびりと春の気分が漂う25話を収める。

この本の目次

猫久
たらちね
湯屋番
浮世床
長屋の花見
三人旅
三方一両損
饅頭こわい
粗忽の使者
明烏〔ほか〕

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