妖精物語の国へ

J・R・R・トールキン 著 , 杉山 洋子 翻訳

『指輪物語』の作者トールキンが、その深い学識と愛情を込めて妖精物語の謎を解き明かし、創造の神秘に迫る本格エッセイ。自作の詩劇も併録。

妖精物語の国へ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0198
  • 整理番号:と-16-1
  • 刊行日: 2003/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-03830-2
  • JANコード:9784480038302

この本の内容

妖精物語とはなにか?『指輪物語』の作者トールキンが、妖精物語の起源へ立ち帰り、その魅力と秘密を解き明かすスリリングな批評の旅。その旅の向こうに、やがて浮かび上がる「創造」ということの本当の意味。そして「喜び」。長編エッセイ「妖精物語について」の新訳を中心に、本邦初訳の長詩「神話を創る」と詩劇「ビュルフトエルムの息子ビュルフトノスの帰還」の2編を収める。

この本の目次

1 妖精物語について(妖精物語
起源
子ども
ファンタジー
回復、逃避、慰め
エピローグ)
2 神話を創る
3 ビュルフトエルムの息子ビュルフトノスの帰還(ビュルフトノスの死
ビュルフトエルムの息子ビュルフトノスの帰還
「ビュルフトノス公はまちがっていた」)

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