内田百(けん)集成23 ─百鬼園戦後日記

内田 百(けん) 「けん」は「もんがまえ」に「月」 著 , 佐藤 聖 編集

三畳一間の掘立小屋ではあるが、興到れば琴を弾き、晩酌の工夫に余念がない百(けん)先生。配給に追われる焼跡の日々を綴った日記。
【解説: 紅野謙介 】

内田百(けん)集成23 ─百鬼園戦後日記
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体1,200円+税
  • Cコード:0195
  • 整理番号:う-12-24
  • 刊行日: 2004/08/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:416
  • ISBN:4-480-03903-1
  • JANコード:9784480039033
内田 百(けん) 「けん」は「もんがまえ」に「月」
内田 百(けん) 「けん」は「もんがまえ」に「月」

ウチダ ヒャッケン

1889-1971。岡山市の生まれ。本名は栄造。ペンネームは郷里の百(けん)川にちなむ。旧制六高在学中は俳句に親しむ。東大ドイツ文学科卒。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学等でドイツ語を教える。教師をやめたのち作家活動に入り、特異な幻想をつづった短編集「冥途」「旅順入城式」を発表。飄逸な「百鬼園随筆」によってひろく世に出た。借金術の大家で、鉄道好きとしても知られていた。

この本の内容

昭和二十年五月の東京空襲で焼け出されたのちは、雨露から身を守る堀立小屋が百(けん)先生の邸宅である。日記をつけるだけがやっとの三畳一間であるうえに、炊事場もなく、野天の厠に難渋する日々。だが、興到れば琴を弾き、めじろの囀りに耳を傾け、不意の訪問客に睨みをきかせ、晩酌の工夫に余念がない。敗戦直後から昭和二十二年五月末日まで、配給で食いつなぐ焼跡の暮しぶりと東京の世相を書き綴った貴重な日記である。

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