小泉八雲コレクション ─さまよえる魂のうた

小泉 八雲 著 , 池田 雅之 編集

「私の守護天使」などの自伝的エッセイと「妖精文学と迷信」など自身の原風景を綴った作品24篇。八雲文学の原点・思想的背景を知る上での必読書。

小泉八雲コレクション ─さまよえる魂のうた
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体1,300円+税
  • Cコード:0197
  • 整理番号:こ-26-2
  • 刊行日: 2004/11/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:496
  • ISBN:4-480-03993-7
  • JANコード:9784480039934

この本の内容

ghostlyとは何か?それは「神」をさす言葉で、「神聖」「神秘」にして「宗教的なもの」のことであり、さらには、人間の内面や魂を表象する「霊的なもの」をも指している、と八雲はいう。『妖怪・妖精譚』(ちくま文庫)が再話文学という形式を借りて、ghostlyの世界そのものを描いているのに対し、この『さまよえる魂のうた』は、八雲自身にとってghostlyなものとはなにかを綴った自伝エッセイや、「妖精文学と迷信」などの講義を収め、八雲文学の原風景とその思想的素地を明らかにする。『妖怪・妖精譚』の姉妹編ともいうべきアンソロジー。巻末には萩原朔太郎の「小泉八雲の家庭生活」を併録。

この本の目次

第1章 私の守護天使―自伝的断片(夢魔の感触
私の守護天使
偶像崇拝
ゴシックの恐怖
ひまわり
星たち
幽霊
永遠の憑きもの)
第2章 赤裸の詩―文学の力(西洋文学における女性像
至高の芸術について
赤裸の詩
文学と世論
文学における超自然的なるもの
詩歌の中の樹の精
妖精文学と迷信)
第3章 生活の中の文学(生活と文学の関係
読書について
文章作法の心得)
第4章 ロマン主義の魂(シェイクスピア再発見
イギリス最初の神秘家ブレイク
自然詩人ワーズワス
コールリッジ、超自然の美学
ロマン主義なものと文学的保守主義
日本文学の未来のために)
小泉八雲の家庭生活(萩原朔太郎)

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