シェイクスピア全集31 ヘンリー八世

シェイクスピア 著 , 松岡 和子 翻訳

16世紀、テューダー朝。欲望、奸計、闘争が渦巻く中、最強の王、現る。稀代の王をめぐるシェイクスピア晩年の壮麗な歴史劇。解説 河合祥一郎

シェイクスピア全集31 ヘンリー八世
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:し-10-31
  • 刊行日: 2019/12/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-04531-7
  • JANコード:9784480045317
シェイクスピア
シェイクスピア

シェイクスピア

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

松岡 和子
松岡 和子

マツオカ カズコ

1942年生まれ。翻訳家・演劇評論家。シェイクスピア全37作品を翻訳。個人訳としては史上3人目。この業績により、2021年、日本翻訳文化賞、菊池寛賞、毎日出版文化賞 朝日賞 小田島雄志・翻訳戯曲 賞を受賞。

この本の内容

テューダー朝を継いで二十年余り。亡き兄の妻だったキャサリン妃との間に世継ぎがいないことに苦悩するヘンリー八世は、枢機卿主催の晩餐会で若く美しい侍女アンと出会う。一方、宮廷では奸計が渦巻いていた。政敵を追い落として昇りつめた者が、次に追い落とされる―。六度の結婚でも有名な稀代の王をめぐる、シェイクスピア晩年の壮麗な歴史劇。

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