絵巻で読む中世

五味 文彦

院政期の人と社会の生き生きとした姿をとどめる『鳥獣人物戯画』『伴大納言絵巻』『信貴山縁起絵巻』などへの<旅>を通して、中世の時代像を重層的に描き出す。

絵巻で読む中世
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体660円+税
  • Cコード:0221
  • 整理番号:10
  • 刊行日: 1994/10/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-05610-6
  • JANコード:9784480056108
五味 文彦
五味 文彦

ゴミ フミヒコ

1946年生まれ。東京大学・放送大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史。著書『院政期社会の研究』(山川出版社)、『吾妻鏡の方法』(吉川弘文館)、『中世のことばと絵』(中公新書)、『絵巻で読む中世』(ちくま学芸文庫)、『書物の中世史』(みすず書房)など。

この本の内容

兎、蛙、猿などの動物が人間くさい姿で活躍する『鳥獣人物戯画』、火事と群衆、庶民の姿を活写した名品『伴大納言絵巻』、徳の高い聖の奇跡を躍動的に描く『信貴山縁起絵巻』―院政期に成立したこれらの代表的絵巻は、当時の人と社会の生き生きとした姿を満載している。登場人物とともに絵巻のなかを歩き観察する「旅」を通して、訴訟、御霊信仰、王権、女性の生き方など、中世への入り口である院政期の時代像を重層的に描き出す。

この本の目次

1 絵巻を探る―『鳥獣人物戯画』
2 王権と庶民―『年中行事絵巻』
3 絵巻の訴え―『伴大納言絵巻』
4 謎の人物を探る―『伴大納言絵巻』
5 ことばと絵―『伴大納言絵巻』
6 聖の奇跡と王権―『信貴山縁起絵巻』
7 聖と信仰―『信貴山縁起絵巻』
8 女と家と―『信貴山縁起絵巻』
9 絵巻の話法

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