路面電車

今尾 恵介

クルマ社会の到来とともに邪魔者扱いされた路面電車が、近未来の都市交通の主役として復活する? 環境問題や渋滞解消、高齢化社会等の観点から問題を考える。

路面電車
  • シリーズ:ちくま新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0265
  • 整理番号:286
  • 刊行日: 2001/03/21
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-05886-9
  • JANコード:9784480058867
今尾 恵介
今尾 恵介

イマオ ケイスケ

今尾 恵介(いまお・けいすけ):1959年横浜市生まれ。地図研究家、エッセイスト、フリーライター。中学生の頃から国土地理院の地形図に親しみ、時刻表を愛読する。音楽出版社勤務を経てフリーライターとして独立、イラストマップ作成や地図・鉄道関連の著作に携わってきた。著書に『日本の地名おもしろ探訪記』『日本地図のたのしみ』『ふしぎ地名巡り』(ちくま文庫)、『地名の楽しみ』(ちくまプリマー新書)ほか多数。

この本の内容

北は北海道から南は鹿児島まで、今も現役で活躍し続ける路面電車。高度成長期に自動車社会の到来とともに、次々と姿を消していったこの路面電車が、環境問題や渋滞解消、またバリアフリーなどの観点から、いまあらためて注目されている。行き詰まりを見せている都市交通問題を大きく打開する可能性をもったシステムとしての路面電車を考える。

この本の目次

序章 路面電車とは何か(路面電車は時代遅れか
路面電車の定義 ほか)
第1章 日本の路面電車史(京都に登場した初の路面電車
高速電車の発展 ほか)
第2章 日本の路面電車の現況(札幌市―札幌市交通局
函館市―函館市交通局 ほか)
第3章 外国の路面電車の現況(カールスルーエ市―カールスルーエ運輸連合
カッセル市―カッセル運輸会社 ほか)
第4章 将来の路面電車への展望(ドイツの路面電車の近代化とシュタットバーンへの脱皮
アメリカの新トラム―LRTの誕生 ほか)

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