エネルギー進化論 ─「第4の革命」が日本を変える
エネルギーシフト
いま変わらなければ、いつ変わるのか? 自然エネルギーは実用可能であり、もはや原発に頼る必要はない。持続可能なエネルギー政策を考え、日本の針路を描く。
いま変わらなければ、いつ変わるというのか?3・11のフクシマ以降、日本の原発・エネルギー政策の転換は不可避だ。人間社会のベースがいのちにある以上、もはや原発に頼ることはできない。なぜなら、自然エネルギーが十分に実用可能であり、もはや「必要悪」でさえない原発に頼る理由などないからだ。現在、自然エネルギーはうなりをあげて成長しており、農業革命、産業革命、IT革命に次ぐ「第4の革命」と評されている。本書では、原発事故に至った日本のエネルギー政策の過ちを検証し、あるべきエネルギー政策を地域から再考する。文明史的な変革にいどむために、備えておかなければならない知見をやさしく語った全国民必読の書。
序章 自然エネルギー懐疑派への反論
第1章 フクシマ後のエネルギー―「第4の革命」の奔流
第2章 自然エネルギーの歴史―4つの波
第3章 失われた10年―なぜ日本では自然エネルギーが普及しないのか
第4章 地域から始まった革命
第5章 日本の地域からのチャレンジ
第6章 これからの日本のエネルギーシフト
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