がん幹細胞の謎にせまる ─新時代の先端がん治療へ
西村京太郎氏、森達也氏推薦!
人類最大の敵であるがん。iPS細胞に代表される進歩著しい幹細胞研究。両者が出会うことでうまれた「がん幹細胞理論」とは何か。これから治療はどう変わるか。
- シリーズ:ちくま新書
- 968円(税込)
- Cコード:0247
- 整理番号:1140
- 刊行日:
2015/08/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:288
- ISBN:978-4-480-06838-5
- JANコード:9784480068385
- 在庫 問合せ
多くの病気が克服され、がんも正体が暴かれ始めた。とはいえ、いまだに人類最後の敵として、がんは私たちの前に立ちはだかっている。一方、幹細胞研究は近年最も注目され、進歩著しい研究分野だ。iPS細胞はノーベル賞を受賞した。今、両者が出会うことで、がん治療に革命が起きようとしている。その根幹をなすのが「がん幹細胞理論」と呼ばれる新しい考えだ。がん幹細胞とは何か。これからの医学にいったい何が起こるのか。その歴史から最新の研究成果まで、最先端の研究者がわかりやすく解説する。
序章 医師出身の日本人研究者にノーベル賞の初栄冠
第1章 がんはどこまで解明されているのか
第2章 がん研究の近代史
第3章 幹細胞とは何か
第4章 現代のがん研究
第5章 二十世紀末の生命科学革命
第6章 がん幹細胞とiPS細胞
第7章 再生医療とがん治療の未来
終章 祭りの後の虚しい騒動
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