マタハラ問題

小酒部 さやか

3人に1人が受ける
ハラスメントの正体

妊娠・出産を理由に嫌がらせを受ける「マタハラ」が、いま大きな問題となっている。マタハラとは何か。その実態はどういうものか。当事者の声から本質を抉る。

マタハラ問題
  • シリーズ:ちくま新書
  • 880円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:1164
  • 刊行日: 2016/01/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06872-9
  • JANコード:9784480068729

この本の内容

働く女性が妊娠・出産・育児を理由に退職を迫られたり、嫌がらせを受けたりする「マタニティハラスメント(マタハラ)」。労働局へのマタハラに関する相談は急増し、いまや働く女性の3人に1人がマタハラを経験していると言われている。本書は「NPO法人マタハラNet」代表による「マタハラ問題」の総括である。マタハラとは何なのか。その実態は、どのようなものなのか。当事者の生の声から問題を掘り下げる。

この本の目次

第1章 私のマタハラ体験―子育てサポート“くるみん”認定企業でマタハラに遭う(一度目の流産
あと2〜3年は、妊娠なんて考えなくていいんじゃないの? ほか)
第2章 「マタハラ問題」のすべて―マタハラ4類型から考える(マタハラとは何か
マタハラは感染力の高い伝染病 ほか)
第3章 こんなにある!マタハラの実態―実態調査から見えること(マタハラ白書―実態調査から何がわかるか
マタハラの加害者はだれか ほか)
第4章 私たちになにができるか―働き方のルールが変わる(日本の労働者には武器がない。唯一の武器は?
ハラスメント大国、日本! ほか)
第5章 マタハラ解決が日本を救う(契約社員だった私が「世界の勇気ある女性賞」を受賞する
マタハラNetの活動について ほか)

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