これからの日本、これからの教育
加計問題での勇気ある発言で時の人となった前文科省事務次官の前川喜平氏と、「ミスター文部省」と言われた寺脇研氏が、この国の行政から教育まで徹底討論。
一人ひとりの生きる力をサポートするのが教育の使命。その思いのもと、どんな人でも、いつでもどこでも学べるよう改革を進めてきた二人の文部官僚。復古的なナショナリズムと、弱肉強食を放置する市場主義が勢いを増すなかで、加計学園の問題は起きた。この問題を再検証し、生涯学習やゆとり教育、高校無償化、夜間中学など一連の改革をめぐって、とことん語り合う。これからの日本、これからの教育を展望する希望の書である。
第1章 「命がけ」の文部官僚
第2章 改革派の誕生
第3章 このクビと引き換えにしてでも…
第4章 国民のみなさんに、問いたいこと―加計問題と教育行政のゆくえ
第5章 人間の、人間による、人間のための教育
最終章 読者のみなさんへ
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