ともに生きる仏教 ─お寺の社会活動最前線
「葬式仏教」との批判にどう応えるか。子育て支援、グリーフケア、アイドル育成、貧困対策。社会に寄り添う仏教の可能性を探る。
地域社会の過疎化による仏教の衰退が問題化する一方で、二〇〇〇年代以降、仏教界では新しい世代による「仏教の社会活動・文化活動」の波が訪れている。本書では、子育て支援、アイドル育成、演劇活動、NPOとの協働、貧困問題、グリーフケア、ビハーラ(仏教版ホスピス)などの多種多様な活動を取り上げ、その社会活動の最前線を、当事者と研究者が協力して紹介する。現代社会に寄り添う仏教の新たな可能性を探る。
第1章 なぜ、お寺が社会活動を行うのか? 大谷栄一
第2章 貧困問題―「おてらおやつクラブ」の現場から 松島靖朗
第3章 アイドルとともに歩む―ナムい世界をつくろう 池口龍法
第4章 子育て支援―サラナ親子教室の試み 関 正見
第5章 女性の活動―広島県北仏婦ビハーラ活動の会 猪瀬優理
第6章 グリーフケア―亡き人とともに生きる 大河内大博
第7章 食料支援と被災地支援―滋賀教区浄土宗青年会のおうみ米一升運動 曽田俊弘
第8章 NPOとの協働から、終活へ―應典院の二〇年と現在、これから 秋田光彦
現代仏教を知るためのブックガイド 大谷栄一
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