ニーチェ全集 7 ─曙光

フリードリッヒ・ニーチェ 著 , 茅野 良男 翻訳

憂愁の暗い思索の森にも朝の〈曙光〉が射し込みはじめる。やがて来たるべき正午の思想への予兆と予感を包懐した哲学的断章群。
【解説: 茅野良男 】

ニーチェ全集 7 ─曙光
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,700円+税
  • Cコード:0110
  • 整理番号:ニ-1-7
  • 刊行日: 1993/09/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:576
  • ISBN:978-4-480-08077-6
  • JANコード:9784480080776
フリードリッヒ・ニーチェ
フリードリッヒ・ニーチェ

ニーチェ,フリードリッヒ

(1844−1900)旧来の西洋哲学・文化に激しい攻撃を加え、20世紀思想に決定的な影響を与えた哲学者。主著は『悲劇の誕生』『ツァラトゥストラ』『この人を見よ』等。

この本の内容

〈私の父は三十六歳で死んだ。彼の生命が下り坂となったのとおなじ年に、私の生命もまた下り坂となった。私はまだ生きてはいたが、三歩前も見えなかった〉。激しい発作と苦痛に襲われた1879年、ニーチェはバーゼル大学の教授職を捨てて、生涯最も日の差さぬ暗欝な冬を影として過ごした。翌年、憂愁と沈痛に満ちた思索の森の深奥にも一条の曙光が射しこみ、ニーチェは再び自己の思想の視野を回復しはじめる。『曙光』は厭世的・批判的分析が大半を占めるが、午前の新しい光が注がれた最終章「第五書」の穏やかな肯定への意志に彩られた全体の調子は、やがて来たるべき正午の思索への予感と予兆を指し示している。

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