向う岸からの世界史 ─一つの四八年革命史論

良知 力

創業70周年記念復刊

「歴史なき民」こそが歴史の担い手であり、革命の主体であった。著者の思想史から社会史への転換点を示す記念碑的作品。

向う岸からの世界史 ─一つの四八年革命史論
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0122
  • 整理番号:ラ-1-1
  • 刊行日: 1993/10/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:978-4-480-08099-8
  • JANコード:9784480080998

この本の内容

1848年のウィーンの革命史の実態を詳細に描くなかで、著者は「歴史なき民」こそが歴史の担い手であり、革命の主体であったという事実を掘り起こす。少数民族や賎民が生き生きと描かれた本書は、著者の自己の半生をかけて達成した成果を克服しようとする試みであり、思想史から社会史への転換点を示す記念碑的作品である。

この本の目次

向う岸からの世界史―ヘーゲル左派とロシア
四八年革命における歴史なき民によせて
一八四八年にとってプロレタリアートとは何か
ウィーン革命と労働者階級
もう一つの十月革命―歴史家とプロレタリアの対話として
ウィーン便り

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