ローマ帝国衰亡史 8 ─マホメットとサラセン帝国

エドワード・ギボン 著 , 中野 好夫 翻訳

マホメットに率いられたアラブ人勢力の急速な台頭に脅威を感じる十世紀の東帝国の状況と、ブルガリア族、ハンガリー族の移動と定住を扱う。

ローマ帝国衰亡史 8 ─マホメットとサラセン帝国
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0122
  • 整理番号:キ-2-8
  • 刊行日: 1996/07/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-08268-8
  • JANコード:9784480082688
中野 好夫
中野 好夫

ナカノ ヨシオ

1903-85年。英文学者、評論家、翻訳家。愛媛県松山市生まれ。東京帝国大学文学部卒。35年に東京帝国大学助教授、戦後に東京大学教授となるも、53年に辞任、雑誌「平和」の編集責任者となる。スタンフォード大学客員教授、中央大学文学部教授などを歴任。『シェイクスピアの面白さ』で毎日出版文化賞、『蘆花徳富健次郎』で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。

この本の内容

ヨーロッパ古代世界に最大の版図をもち、多年隆盛を誇ったローマ帝国はなぜ滅びたのか。この「消えることのない、永遠の問い」に対する不朽の解答―18世紀イギリスの歴史家E・ギボンの名筆になる大歴史書の完訳。アラビア半島の一隅に鳴りをひそめていたアラブ人勢力が予言者マホメットの奉じるイスラム教の下に興起し、東西ヨーロッパ各地に侵入を開始する。激動の時代とその状況を描ききる話題の一巻。

この本の目次

第50章(アラビアとその住民の概況
マホメットの生誕、性格、教義 ほか)
第51章(アラブ別名サラセン人によるペルシア、シリア、エジプト、アフリカ、スペインの征服 ほか)
第52章(アラブ軍による二度のコンスタンティノポリス攻囲 ほか)
第53章(十世紀の東帝国の状況 ほか)
第54章(パウロ派の起原と教義
歴代ギリシア皇帝の彼らへの迫害 ほか)
第55章(ブルガリア人
ハンガリー人の出自、移動と定住 ほか)

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