フランス・ルネサンスの文明 ─人間と社会の四つのイメージ

リュシアン・フェーヴル 著 , 二宮 敬 翻訳

旅に明け暮れる国王、台所で食事する領主、何とも垢ぬけない貴婦人たち……。アナール派の祖による、一六世紀フランスの《生きた人間の歴史》。

フランス・ルネサンスの文明 ─人間と社会の四つのイメージ
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,046円(税込)
  • Cコード:0122
  • 整理番号:フ-6-1
  • 刊行日: 1996/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08276-X
  • JANコード:9784480082763

この本の内容

『ルネサンス』とは何だったのか。フランス16世紀に生きた人間たちをよく観察してみよう。都市社会に定住する現代人から見ると驚くべきことに、法律家から商人まで、職人から学生に至るまで、誰も彼もが旅をしている。国王フランソワ1世は一年中領土を巡回しつづけ、宮廷はそのあとをキャラバンのようにくっついて歩く。その貴婦人たちの垢抜けないことといったら、これまた私たちの想像をはるかに超えている…。学芸の復興、美術の変革、宗教改革を軸に、この時代の人間と社会の具体像をいきいきと語り、『考えかたや習俗の総体』に迫ったアナール派第一世代による歴史叙述の傑作。

この本の目次

第1章 時代のなかの人間―ルネサンス期のフランス人
第2章 知の追究
第3章 美の追究
第4章 聖なるものの追究

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