ジオラマ論 ─「博物館」から「南島」へ

伊藤 俊治

写真の発明、光学装置・交通機関の発達など、20世紀の感性を用意した新しい映像とイメージ空間を読み説く卓抜な19世紀文化論。

ジオラマ論 ─「博物館」から「南島」へ
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,311円+税
  • Cコード:0122
  • 整理番号:イ-2-2
  • 刊行日: 1996/12/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08317-0
  • JANコード:9784480083173
伊藤 俊治
伊藤 俊治

イトウ トシハル

1953年生まれ。美術史家/美術評論家。現在、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。著書に『ジオラマ論』『20世紀写真史』など多数ある。

この本の内容

光学装置の登場や交通機関の発達がもたらしたスピードとリアリティ、私的空間の拡大…これらの知覚の展開は、外部的空間の体験のみならず自らの内部の体験をも著しく拡大し、ひとびとの無意識と感性を一変させた。写真・観光・ショーウインドーからCG映像・SFX映画にいたるまで19世紀から20世紀の映像の総体を、「ジオラマ」的認識の拡張と、その装置の発展史としてとらえる。来るべき21世紀の感性を用意した、これらのイメージ空間をたどる卓抜なワンダートラベル。サントリー学芸賞受賞。

この本の目次

1 ジオラマ都市
2 画像と装置
3 大観光時代
4 ネクロポリスとしてのジオラマ
5 南島論、バリ、ヌレック・アイランド

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