フランス哲学界の巨星が立つのは夢想と反省的思考との交点なのだ。モネ、バルザックなど、美術・文学・夢想をめぐる詩的エッセー。
【解説: 本間邦雄 】

夢みる権利
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0198
  • 整理番号:ハ-14-1
  • 刊行日: 1999/08/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:4-480-08516-5
  • JANコード:9784480085160

この本の内容

「夢みる権利」をみずからに許す思索家、バシュラール。このフランス哲学界の巨星が立っているのは、話題がモネのことであれシャガールのことであれ、バルザックのことであれエリュアールのことであれ、貝殻のことであれ紐の結び目のことであれ、つねに夢想と反省的思考とのつなぎ目、その交点なのである―美術、文学、夢想にわたる26章、人間と宇宙の力動性と安息について静かに力強く語りかける、詩的エッセーの遺著。

この本の目次

第1部 美術(睡蓮あるいは夏の夜明けの驚異
シャガール『聖書』序説
光の始原 ほか)
第2部 文学(『セラフィータ』
『ゴードン・ピムの冒険』
子供ランボー ほか)
第3部 夢想(夢の空間
仮面
夢想とラジオ ほか)

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