絵巻で読む中世

五味 文彦

絵巻には独自の表現法がある。「鳥獣人物戯画」「伴大納言絵巻」等の代表的な絵巻の読み解きを通して中世の時代像を鮮やかに描き出す。
【解説: 池田忍 】

絵巻で読む中世
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体950円+税
  • Cコード:0121
  • 整理番号:コ-22-1
  • 刊行日: 2005/08/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-08933-0
  • JANコード:9784480089335
五味 文彦
五味 文彦

ゴミ フミヒコ

1946年生まれ。東京大学・放送大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史。著書『院政期社会の研究』(山川出版社)、『吾妻鏡の方法』(吉川弘文館)、『中世のことばと絵』(中公新書)、『絵巻で読む中世』(ちくま学芸文庫)、『書物の中世史』(みすず書房)など。

この本の内容

兎、蛙、猿などの動物が人間くさい姿で活躍する『鳥獣人物戯画』、火事と群衆、庶民の姿を活写した『伴大納言絵巻』、徳の高い聖の奇跡を躍動的に描く『信貴山縁起絵巻』など院政期の代表的な絵巻を読み解き、王権、信仰、訴訟、罪と罰、女性の生き方など、中世の時代像を生き生きと描き出す。

この本の目次

1 絵巻を探る―『鳥獣人物戯画』
2 王権と庶民―『年中行事絵巻』
3 絵巻の訴え―『伴大納言絵巻』
4 謎の人物を探る―『伴大納言絵巻』
5 ことばと絵―『伴大納言絵巻』
6 聖の奇跡と王権―『信貴山縁起絵巻』
7 聖と信仰―『信貴山縁起絵巻』
8 女と家と―『信貴山縁起絵巻』
9 絵巻の話法

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