数学的センス
美しい数学とは詩なのです
心やさしい数学再入門
美しい数学とは詩なのです。いまさら数学者にはなれないけれどそれを楽しめたら…。そんな期待に応えてくれる心やさしいエッセイ風数学再入門。
「美しい数学とは、つまり詩なのです」いまから数学者になるつもりはないけれど、そんなふうに数学の美しさを楽しめたら…。しかし、わかりきったようなことを論証するのはなぜだろう。わからないとき、数学者はどうしているのだろう。わかったときの喜びってどんなものだろう。見えてないものをどうしてまるで実際にあるように扱えるのだろう。なぜ…。数学の美しさ、愉しみ方、考え方などを、具体的な事例を使い、ユーモアのある語り口で、ていねいに語りほぐします。コンプレックスを軽くしてくれる、心やさしい数学再入門エッセイ。
命名のセンス
判断のセンス
分析のセンス
集中のセンス
「わからない」ということ
「わかりやすい」ということ
言語のセンス
空間のセンス
美的センス
知的センス
公理について
構造について
「無限」のセンス
論証のセンス
「遊び」のセンス
2007.3.17 てらお
長らく心待ちにしていた、良書でしたので、書店で見つけたときにはすぐに買ってしまいました。
このように、すぐに絶版になる貴重な本が、貴社のような企画により再び世に出ることは、非常に有意義であると思います。
ただ、内容を見てみると、著者の歯切れのいい言葉がところどころで書き換えられていて、私は読んでいて少しがっかりしました。
やはり、多少は不適切かもしれなくても、表現の自由ということで野崎先生の言葉を変えずに復刊してほしかったです。
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