情報理論のバイブル

IT社会の根幹をなす情報理論はここから始まった。発展著しい最先端の分野に今なお根源的な洞察をもたらす古典的論文が新訳で復刊。

通信の数学的理論
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:シ-25-1
  • 刊行日: 2009/08/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-09222-9
  • JANコード:9784480092229
クロード・E.シャノン
クロード・E.シャノン

シャノン,クロード・E

1916c2001年。アメリカの数学者・電気工学者。1948年、ベル研究所在籍中に「通信の数学的理論」を発表し、情報理論の基礎を確立した。「情報理論の父」とも呼ばれる。1985年に第1回京都賞を受賞。

ワレン・ウィーバー
ワレン・ウィーバー

ウィーバー,ワレン

1894c1978年。アメリカの数学者。1932年から20年以上にわたり、ロックフェラー財団の自然科学部長を務めた。

植松 友彦
植松 友彦

ウエマツ トモヒコ

1959年生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了。東京工業大学理工学研究科教授。専門は情報理論。著書に『現代シャノン理論』(培風館)などがある。

この本の内容

21世紀に入ってさらなる広がりを見せる情報化社会への道は、クロード・シャノンが大戦直後に発表した一本の論文から始まった―本書はその「通信の数学的理論」に、ウィーバーの解説文を付して刊行されたものである。“ビット”による情報の単位の定義やエントロピーを用いた情報量の計算、さらには“情報源符号化定理”や“標本化定理”など、数々の画期的な洞察はまさに今日の情報通信を基礎付けるものであり、先端技術が当面する問題を解決するためのヒントにもなるだろう。「およそ“情報”を主題とするすべての研究分野に光明をもたらす」と評されるシャノンの不朽の研究が新訳で甦る。

この本の目次

通信の数学的理論への最近の貢献(ワレン・ウィーバー)
通信の数学的理論(クロード・E.シャノン)(離散的無雑音システム
雑音のある離散的通信路
連続情報
連続通信路
連続情報源のレート)

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