世の中を“解析”するための
微積分のセンスを磨く!

自然や社会を解析するための、「活きた微積分」のセンスを磨く! 差分・微分方程式までを丁寧にカバーした入門者向け学習書。
【解説: 笠原晧司 】

解析序説
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:コ-29-1
  • 刊行日: 2010/01/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-09259-5
  • JANコード:9784480092595
小林 龍一
小林 龍一

コバヤシ リュウイチ

1925年生まれ。東京大学工学部卒業。立教大学教授、同大学名誉教授。専門は応用統計。著書に『応用統計学』『OR概論』(ともに共立出版)などがある。

廣瀬 健
廣瀬 健

ヒロセ ケン

1935-1993年。立教大学大学院理学研究科修士課程修了。早稲田大学教授。専門は数学基礎論・計算機科学。著書に『帰納的関数』(共立出版)、『計算論』(朝倉書店)、『ゲーデルの世界』(共著、海鳴社)などがある。

佐藤 總夫
佐藤 總夫

サトウ フサオ

1931-2002年。立教大学大学院理学研究科修士課程修了。早稲田大学教授。専門は解析学・統計数学。著書に『自然の数理と社会の数理』(日本評論社)がある

この本の内容

本書は学問として“解析学”を学ぶのではなく、数学を応用して世の中を“解析”することを目指して書かれた教科書である。まず微分積分の基本定理をおさえたあと、それとの類比で差分と和分を解説。そして応用範囲の広い指数関数・対数関数を経て、話題はテイラーの公式、微分方程式・差分方程式にまで及ぶ。さらに、自然や社会で見られる現象を数学的にモデル化する事例を数多く紹介。一変数関数の基礎と応用を広汎かつ丁寧に述べていく。活きた微積分のセンスを養うユニークな入門書。

この本の目次

第0章 量の測定
第1章 微分と積分
第2章 差分と和分
第3章 指数関数
第4章 テイラーの公式
第5章 微分方程式と差分方程式
付録

読者の感想

2010.1.25 田中孝文

差分・和分の話は、普通の解析の本では扱っていません。高校(1960年代後半)のとき、研究熱心な数学教師が、教科書から離れて教えてくれたのを懐かしく思い出しました。森毅先生の本をはじめ、Math&Scienceでは解析系のよい本が多いですが、線形代数の良い教科書をMath&Scienceで出して下さるよう期待しております。

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