古文の読解

小西 甚一

今、蘇る伝説の参考書

碩学の愛情が溢れる、伝説の参考書。魅力的な読み物でもあり、古典を味わうための最適なガイドになる一冊。
【解説: 武藤康史 】

古文の読解
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,500円+税
  • Cコード:0181
  • 整理番号:コ-30-1
  • 刊行日: 2010/02/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:544
  • ISBN:978-4-480-09273-1
  • JANコード:9784480092731
小西 甚一
小西 甚一

コニシ ジンイチ

1915−2007年。三重県生まれ。東京文理科大学国文科卒。東京教育大学文学部教授、筑波大学文芸・言語学系教授を歴任、のち筑波大学名誉教授。文学博士。専門は比較文学。1951年『文鏡秘府論考』により日本学士院賞受賞。海外の複数の大学から客員教授として招かれる。また英語・フランス語・中国語等を習得し、外国の新しい研究法を国文学に活かす手法でも知られた。能・狂言・俳句にも造詣が深く、それらの研究書も多数ある。著書に『古文の読解』『日本文藝史』『梁塵秘抄考』『能楽論研究』『俳句の世界』等がある。

この本の内容

長年定番であった、あの参考書を復刊。この一冊であなたも古典通!住居・服飾などを通じ作品の背景を知り、様々な古典作品から「もののあはれ」に代表される人々の感性を学びながら、当時の時代背景が詳細に理解できます。受験を離れた大人が、古典をゆっくり味わうための最適なガイドにもなる一冊。

この本の目次

第1章 むかしの暮らし
第2章 むかしの感じかた
第3章 むかしの作品
第4章 むかしの言いかた
第5章 解釈のテクニック
第6章 試験のときは

読者の感想

2010.7.22 なっちゃんのパパ

私の時代は、古文研究法しかなくて
そのあまりの本格さに、理系の私は遠くから眺めているだけだった。


あの時、この本があったら、どれほどよかっただろう。
いま、ゆったりと、楽しく読んでいます。
これが読み終わったら、いよいよ三十年ぶりに古文研究法でも
開いてみようかしら。

2010.3.02 ねっどたっし

数十年ぶりに読み返しました。最近の参考書と違い、本質的な事が学べます。
同時代に読まれた「現代国語の読解法」(坂本浩著)もぜひ復刊してください。

2010.2.15 ラッコ

本書『古文の読解』は、小西甚一先生のロングセラー『古文研究法』(洛陽社)を初級者にも読みやすくしたような古典入門書で、かつて旺文社から発行されていたものです。今回、筑摩書房の英断により、ちくま学芸文庫として復刊されたことは、すべての古典学習者にとっての朗報と言えましょう。文法・読解・古典常識がバランスよく織り込まれた本書は、小西先生の軽快な筆致によってすらすらと読み進むことができながら、そのレベルは決して低くはありません。今回の復刊によって、本書が『古文研究法』とともに、これからの大学受験生や古典愛好家の皆さんに読み継がれるものと信じます。

なお、本書の武藤康史先生の解説でも紹介されていましたが、小西先生がお一人で書き上げた学習古語辞典である『学習基本古語辞典』(大修館書店)も久しく絶版となったままです。同辞典も随所に小西先生の独自色が窺われ、全訳古語辞典全盛の現在にあっても、決して見劣りしない辞典だと考えます。『古文の読解』の復刊という筑摩書房の英断に倣い、『学習基本古語辞典』を復刊させようという書肆が現れることを願ってやみません。

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