ゲーテ地質学論集 気象篇

ゲーテ 著 , 木村 直司 編訳

雲の形態を解釈するゲーテ

雲をつかむような変幻きわまりない気象現象を統べるものは? 上昇を促す熱と下降を促す重力を透視する詩人科学者。ゲーテ自然科学論集、完結。

ゲーテ地質学論集 気象篇
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,500円+税
  • Cコード:0144
  • 整理番号:ケ-6-5
  • 刊行日: 2010/07/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:416
  • ISBN:978-4-480-09298-4
  • JANコード:9784480092984
ゲーテ
ゲーテ

ゲーテ

1749〜1832年。ドイツの詩人、作家、自然科学者、政治家。フランクフルトに生まれ、ヴァイマールに没。〈疾風怒濤〉の潮流の代表者。主著『ファウスト』『若きヴェルテルの悩み』『イタリア紀行』『西東詩集』ほか。色彩論、形態学をはじめとする膨大な自然研究に、近年大きな関心が寄せられている。

木村 直司
木村 直司

キムラ ナオジ

1934年生まれ。ミュンヘン大学文学部博士課程修了。上智大学名誉教授。著書『ゲーテ研究』(全3巻、南窓社)ほか。

この本の内容

変幻きわまりない雲の形態はどう解釈できるのか。まさに雲をつかむようなとまどいの末、ゲーテはハワードの雲の分類に手がかりを見つける。バロメータと温度計の時代に、経験の収集と分析を超え、詩人科学者は全体把握と理念的な綜合をめざした。上昇を促す熱と下降を促す重力に、空の現象の多くが関係づけられないか。ゲーテは言う「自然の書物がどれほど多くを私に教えてくれるか…、私の静かな歓喜はとても言いあらわされない」。歓喜は紀行文に詩に照り映えた。本邦初訳論文を多数収録。編者博捜で初めて成ったゲーテの人文学的自然科学論集。

この本の目次

気象学(予備的考察
リューク・ハワードの自伝的素描
ハワードによる雲の形態 ほか)
天文学(イェーナの博物館と天文台
『年代記』の記述から
天体の象徴性 ほか)
科学方法論補遺(中間報告
シラーとの最初の出会い
エルンスト・シュティーデンロートの精神現象解明のための心理学 ほか)

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