インテリジェンス ─国家・組織は情報をいかに扱うべきか

小谷 賢

知られざる攻撃から
組織を守る!

スパイの歴史、各国情報機関の組織や課題から、情報との付き合い方まで――豊富な事例を通して「情報」のすべてがわかるインテリジェンスの教科書。

インテリジェンス ─国家・組織は情報をいかに扱うべきか
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0131
  • 整理番号:コ-36-1
  • 刊行日: 2012/01/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-09418-6
  • JANコード:9784480094186
小谷 賢
小谷 賢

コタニ ケン

1973年京都生まれ。立命館大学卒業後、ロンドン大学キングスカレッジ大学院修士課程、京都大学大学院博士課程修了(学術博士)。2004年に防衛庁防衛研究所(当時)に入所し、英国王立安全保障問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛大学校講師などを兼任。現在、防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官。専門はイギリス政治外交史、インテリジェンス研究。主な著作に、『イギリスの情報外交』、『日本軍のインテリジェンス』、『モサド』などがある。

この本の内容

ますます過剰化、多様化する情報の渦のなかを国家は、組織は、そして国民はどう生き抜いていけるのか。意思決定者や軍が正しい行動をとるために、情報機関にいま必要とされていることはなんなのか?気鋭の防衛省の研究官が、「インテリジェンス」の歴史から、各国情報機関の組織や課題を詳述。イランクが大量破壊兵器を保持しているという、なんの根拠もない「事実」が信じられるに至るまでの情報の誤った伝達や歪曲、スパイ・ゾルゲの活躍の裏側など、著名な歴史的事件をはじめ、豊富な事例を通して易しくわかる、インテリジェンス入門の決定版。

この本の目次

第1章 国家にとってのインテリジェンスとは
第2章 インテリジェンスの歴史
第3章 組織としてのインテリジェンス
第4章 インテリジェンスのプロセス
第5章 情報保全とカウンター・インテリジェンス
第6章 秘密工作
第7章 インテリジェンスに対する統制と監視
第8章 国際関係におけるインテリジェンス
第9章 日本のインテリジェンス

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