中国の知恵 ─孔子について
『論語』の世界を読み解く
入門書の名著
「論語」を貫き流れているものは、まったき人間肯定の精神である――最高の碩学が描きだす人間・孔子の思想と生涯。数篇を増補。
【解説: 加地伸行 】
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,210円(税込)
- Cコード:0110
- 整理番号:ヨ-3-8
- 刊行日:
2012/02/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:224
- ISBN:978-4-480-09441-4
- JANコード:9784480094414
- 在庫 ×
孔子の生きた時代(前551?‐前479)、世は戦乱にあけくれ、殺戮と陰謀にみちていた。そのような状況下、孔子は、人間にとって重要なのは相互に愛情をもつことだとして「仁」の思想を唱え、政治はその実践であるとした『論語』を生みだす。その後『論語』は儒教の教典として崇拝され、文学的香気にあふれた含蓄深い名句の数々は、人間讃歌、人類永遠の古典として、現代に至るまで多くの人々に読みつがれている。本書は、表題作ほか、孔子と『論語』に関する初心者向けの論考六篇で構成。中国文学最高権威の著者が、人間孔子の精神と『論語』の思想を明らかにした入門書の名著。
中国の知恵―孔子について
孔子
「論語」の教訓
新しい慟哭―孔子と「天」
孔子も神の子であるという説
「論語」について
「論語」について―慶応義塾小泉信三記念講座講演
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