資本主義の根幹をなすのは生産過程である。各国の産業構造の変動を歴史的に検証し、20世紀後半から成長が停滞した真の原因を解明する。解説 水野和夫

第二の産業分水嶺
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,900円+税
  • Cコード:0133
  • 整理番号:ヒ-16-1
  • 刊行日: 2016/04/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:672
  • ISBN:978-4-480-09724-8
  • JANコード:9784480097248
M・J・ピオリ
M・J・ピオリ

ピオリ,M・J

1940年生まれ。マサチューセッツ工科大学経済学部教授。労働経済学を専門とし、Birds of Passageなどの著書がある。

C・F・セーブル
C・F・セーブル

セーブル,C・F

1947年生まれ。コロンビア大学ロー・スクール教授。産業社会学を専門とし、Work and Politicsなどの著書がある。

山之内 靖
山之内 靖

ヤマノウチ ヤスシ

1933-2014年。東京大学経済学部卒業後、東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。東京外語大学名誉教授、フェリス女学院大学名誉教授。経済学博士。専門は、現代社会理論、歴史社会学。著書に『イギリス産業革命の史的分析』『マルクス・エンゲルスの世界史像』『社会科学の方法と人間学』『現代社会の歴史的位相』『マックス・ヴェーバー入門』など。

この本の内容

資本主義の根幹にあるのは、商品生産=産業である。ならばその構造的変動こそ、資本主義の実像を最も露わに映し出しているはずだ―。長らく成長を続けてきた世界経済は、20世紀後半になると次第に停滞の様相を呈していく。本書では、その根本原因を見定めるべく、ヨーロッパ各国、アメリカ、日本において産業構造がどのように形成され、変容していったのかを歴史的に比較検証していく。高度成長をもたらした生産体制が、いったいなぜ経済停滞の原因へと反転したのか。産業構造のダイナミクスという視点から、20世紀資本主義の興隆と挫折を描き出した記念碑的名著。

この本の目次

第1章 序論
第2章 大量生産体制―宿命的かつ盲目的な選択
第3章 巨大株式企業
第4章 経済の安定化
第5章 グローバルな視点・ミクロの視点
第6章 保存された諸事例―アメリカ以外の諸国における大量生産体制とクラフト的生産体制
第7章 大量生産体制の危機
第8章 危機に対する企業の反応
第9章 歴史、現実、および各国の戦略
第10章 繁栄の条件―ケインズ主義の国際化と柔軟な専門化
第11章 アメリカと柔軟な専門化

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