頼山陽とその時代(下)
江戸の学者や山陽の弟子たちを眺めた後、畢生の書『日本外史』をはじめ、山陽の学藝を論じて大著は幕を閉じる。芸術選奨文部大臣賞受賞。解説 揖斐高
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,870円(税込)
- Cコード:0123
- 整理番号:ナ-25-2
- 刊行日:
2017/03/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:656
- ISBN:978-4-480-09779-8
- JANコード:9784480097798
- 在庫 切れ中
「私は頼山陽という一人物を、小説的な想像力のたすけを藉りて再現することを目的とした」(本書「後書」)と述べるように、著者が山陽や周辺の人々を捉えるさまは、一読忘れがたい面影を残す。そこから感取されるのは、江戸後期の知識人たちとわれわれとのまぎれもない同時代性である。本書はまた、著者自身の人生が山陽のそれと呼応し、その関係の解明に力を費やした探究の跡でもあった―。下巻では、江戸の学者や山陽の弟子、諸国の知友などを眺めた後、畢生の書『日本外史』をはじめとする文業を論評して筆は擱かれる。
第4部 山陽の交友 下(江戸の学者たち(第四グループ)
江戸の文士たち(第五グループ)
諸国の知友(第六グループ))
第5部 山陽の弟子(初期の弟子たち(第一グループ)
慷慨家たち(第二グループ)
晩年の弟子たち(第三グループ)
独立した弟子たち(第四グループ))
第6部 山陽の学藝(『日本外史』
『日本政記』
『日本楽府』
『新策』と『通議』
『詩鈔』と『遺稿』
『書後題跋』)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可