音楽理論入門

東川 清一

リクツがわかれば音楽はもっと楽しくなる! 楽譜で用いられる種々の記号、音階、リズムなど、鑑賞や演奏に必要な基礎知識を丁寧に解説。

音楽理論入門
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0173
  • 整理番号:ト-18-1
  • 刊行日: 2017/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-09795-8
  • JANコード:9784480097958
東川 清一
東川 清一

トウカワ セイイチ

1930年富山県生まれ。1957年東京芸術大学音楽学部楽理科卒業。1965-67年アレクサンダー・フォン・フンボルト財団給費留学生としてケルン大学音楽学研究所に留学。東京学芸大学教授、東海大学教授等を歴任。現在東京学芸大学名誉教授。著書に『バッハ研究ノート』、『音楽理論を考える』、『シャープとフラットのはなし』(いずれも音楽之友社)など、訳書にテュルク『クラヴィーア教本』(春秋社)、C.P.E.バッハ『正しいクラヴィーア奏法』(全音)などがある。

この本の内容

私たちの感情を動かし、心地よさや熱情を理屈抜きにもたらす音楽。実は音楽は、精緻な理論の上に組み立てられている。その歴史は古く、すでに古代ギリシア人たちは複雑な音階の体系を作り上げていた。現在の音楽の基礎をなす理論や記号法はみな、長い歴史を経て確立されたもの。それらのイロハを単なる知識として覚えるのではなく、「なぜそうなったのか」という歴史的視点を入れることで、音楽の仕組みがよりわかるようになる。鑑賞や演奏のために必要な基礎知識を、「音符と休符」「リズム」「テンポ」「音程」などのキータームごとに、丁寧に解説した入門書。

この本の目次

第1章 鍵と音名
第2章 譜表と音部記号
第3章 変化記号
第4章 いわゆる「調号」の理論、あるいは均記号と均
第5章 音程
第6章 旋法と調
第7章 教会旋法―ヨーロッパ中世・ルネサンスにおける旋法と調
第8章 日本の音階
第9章 音符と休符
第10章 リズム
第11章 テンポ
第12章 表情記号と強弱記号、およびその他の種々の付随的な記号と用語

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