現代数学序説 ─集合と代数

松坂 和夫

『集合・位相入門』などの名教科書で知られる著者による、懇切丁寧な入門書。組合せ論・初等数論を中心に、現代数学の一端に触れる。解説 荒井秀男

現代数学序説 ─集合と代数
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:マ-43-1
  • 刊行日: 2017/12/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:448
  • ISBN:978-4-480-09815-3
  • JANコード:9784480098153
松坂 和夫
松坂 和夫

マツザカ カズオ

1927-2012年。兵庫県生まれ。東京大学理学部数学科卒業。東京大学助教授、武蔵大学助教授、津田塾大学助教授を経て一橋大学教授、東洋英和女学院大学教授を歴任。一橋大学名誉教授。著書に『集合・位相入門』『代数系入門』『線型代数入門』『数学読本(全6巻)』『解析入門(全6巻)』(以上、すべて岩波書店)などがあり、いずれも懇切丁寧な筆致で書かれた入門書として定評がある。また訳書にラング『解析入門(正・続)』(片山孝次と共訳、岩波書店)などがある。

この本の内容

さまざまな概念が抽象的に基礎づけられた、現代数学の世界。高度なものと考えがちだが、高校数学の知識があれば、その奥深い不思議な世界を十分味わうことができる。本書は前半で集合や濃度、組合せ論について、後半では理論や群・環・体の代数的構造などについて解説する。著者は『集合・位相入門』『数学読本』などの入門書・教科書で知られる数学者。いずれも著者も名著の誉れ高く、本書もまた初学者のための配慮が行き届いており、独習用としても好適。懇切丁寧な叙述で読者を現代数学の世界へといざなう。

この本の目次

第1章 集合・論理・写像
第2章 初歩の組合せ論
第3章 濃度
第4章 数論初歩から
第5章 群と置換群
第6章 整域・素元分解・体

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