鉱物 人と文化をめぐる物語
鉱物の深遠にして不思議な真実が、歴史と芸術をめぐり次々と披瀝される。深い学識に裏打ちされ、優しい語り口で綴られた「珠玉」のエッセイ。
「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えてゐる。」(『銀河鉄道の夜』)。冒頭の「宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか」からはじまり、ミケルアンジェロと竜安寺の関係、モーツァルトが石の名前になったわけ、吉良上野介の墓石など、鉱物の深遠にして、不思議な真実が次々と披瀝される。石に対する深い愛と学識に裏打ちされ、優しい語り口で紹介される「砂漠のバラ」、「火星の石」、「黄鉄鉱」、「ラピスラズリ」は、愛好家ならずとも思わず魅了される。「珠玉」のエッセイ。図版多数収録。
1 石と芸術家の物語(宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか
この砂は、みんな水晶 ほか)
2 石と歴史の物語(吉良上野介の墓石
石と雲 ほか)
3 石をめぐる人々の物語(ジェム・アンド・ミネラルショー
コレクション ほか)
4 誕生石の謎(ざくろ石
紫水晶 ほか)
5 不思議な石の物語(砂漠のバラ
黄鉄鉱 ほか)
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