裏社会の日本史

フィリップ・ポンス 著 , 安永 愛 翻訳

中世における賤民から現代社会の経済的弱者まで、また江戸の博徒や義賊から近代以降のやくざまで――フランス知識人が描いた貧困と犯罪の裏日本史。

裏社会の日本史
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,700円+税
  • Cコード:0136
  • 整理番号:ホ-21-1
  • 刊行日: 2018/08/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:640
  • ISBN:978-4-480-09881-8
  • JANコード:9784480098818
フィリップ・ポンス
フィリップ・ポンス

ポンス,フィリップ

1942年パリ生まれ。政治学・社会学を学んだ後、東京日仏会館の研究員として1970年に来日。1975年に『ル・モンド』紙極東特派員に転身。1981年から5年間のローマ勤務をはさみ、東京在住。日本特派員の経験が長く、『ル・モンド』東京支局長も務めた。また、川端康成の『古都』の仏訳も手がけている。著書:『江戸から東京へ――町人文化と庶民文化』(筑摩書房) 他。

安永 愛
安永 愛

ヤスナガ アイ

1965年広島生まれ。現在静岡大学人文社会科学部教授。1988年東京大学文学部社会学科卒業。同大学にて社会学修士号および学術修士号取得。パリ第8大学に留学しDEA取得。専門は近現代フランス文学。翻訳書:パトリック・モディアノ『家族手帳』(水声社)。

この本の内容

やくざ、被差別民、テキヤ、日雇い労働者等、日本社会の陰に存在してきたマージナルな人々に光をあて、彼らの貧困の実態と権力による支配・利用構造を数多くの文献と取材によって詳細に考察した重厚なリポート。著者は『ル・モンド』紙極東特派員を長年務めているフランス人ジャーナリストで、そのタブーを恐れない記述やインドの不可触民・イタリアのマフィアとの比較など、日本人では書き得なかった外国人の視点ならではのものとなっている。中世から現代まで、歴史の裏側に確実にあった「もうひとつの日本」の真実。

この本の目次

第1部 日陰の人々(中世における周縁民
江戸期下層のヒエラルキー
国民国家の周縁で
大変容
大日本を支えた労働者たち
どんづまりの街)
第2部 やくざ(江戸の犯罪
義賊
敗戦期のやくざから暴力団まで
やくざの組織・権威・伝統
あたらしいやくざ
露天商
路上の花火師たち
テキヤ―帰属と拒否)

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