科学の社会史 ─ルネサンスから20世紀まで
大学、学会、企業、国家などと関わりながら「制度化」の歩みを進めて来た西洋科学。現代に至るまでの約四百年の歴史を概観した定評ある入門書。
科学(science)―それはもともと「知ること」を意味する。哲学や宗教を包含した知的営みであった中世以前の科学は、やがてルネサンスの訪れを機に次第にその姿を変えていく。啓蒙主義、フランス革命、産業革命、そして世界大戦といった政治的・文化的出来事の影響を受けた科学は、社会的位置をたえず変化させながら「制度化」の道をたどってきたのだ。複雑にからみあうさまざまな社会的要素を解きほぐし、約400年にわたる西洋科学の変遷を明快にまとめた定評ある入門書。図版多数。
社会における科学
二つのルネサンスから近代科学へ
キリスト教文化における近代科学
大学と学会
自然探究と技術
啓蒙主義と科学
フランス革命と科学の制度化
ドイツ科学の勃興とその制度的基盤
科学の専門分化と職業化
産業革命とイギリス科学〔ほか〕
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