ほとけの姿
ほとけとは何か。どんな姿で何処にいるのか。千体を超す国宝仏の修復、仏像彫刻、僧侶として活躍した著者ならではの絵解き仏教入門。解説 大成栄子
ほとけとは何か。ほとけとは、どんな姿でどこにいるのか。著者は生涯をかけこのテーマを追い求めた。三十三間堂の千手観音立像千一躯や広隆寺弥勒菩薩半跏像ほか1300体を超える国宝仏の修復家であり、仏像彫刻家にして天台宗の僧侶でもある著者が、伝え遺したかった渾身の著書。挿絵70点以上を添え、やさしい言葉で語りかけるように綴った滋味深い仏教入門書。
ほとけとはどんな姿でどこにいるか?
釈尊をモデルにしたほとけの姿
仏教の終着駅日本にその姿
人間の姿にして永遠に祈る
ほとけには形と働きがある
一目でわかる密教仏の法力
ほとけの世界は全てが浄土
極楽の表現に自然の光景も
力づよい仏像にすがる期待
心の中でほとけを造形する
色即是空、空即是色の秘密
わたくし自身が祈りの対象
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