ヨーロッパとイスラーム世界
〈無知〉から〈洞察〉へ。キリスト教文明とイスラーム文明との関係を西洋中世にまで遡って分析し、読者に歴史的見通しを与える名講義。解説 山本芳久
正反対の原理や原則に基づいた社会に対し、恐怖と不安に満ちた見方に始まり、共通点の発見を経て芽生えた理解の可能性。だがそれは、遂に実を結ばないまま近代を迎えることとなる…。7世紀から宗教改革期まで、ヨーロッパの人々のイスラーム観はどのように変遷していったのか。英国を代表する中世史家サザンが、時代を画す出来事や思想家の言葉から鮮やかに描き出す。現代世界が抱えている問題を考えるにあたり、本書が語る中世の経験は今なお示唆するものが大きい。両文明の関係を捉えなおすために、何度も耳を傾けたい名講義。
第1講 無知の時代
第2講 理性と希望の世紀
第3講 洞察の時
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