ヨーロッパとイスラーム世界

R.W.サザン 著 , 鈴木 利章 翻訳

〈無知〉から〈洞察〉へ。キリスト教文明とイスラーム文明との関係を西洋中世にまで遡って分析し、読者に歴史的見通しを与える名講義。解説 山本芳久

ヨーロッパとイスラーム世界
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,210円(税込)
  • Cコード:0122
  • 整理番号:サ-46-1
  • 刊行日: 2020/01/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-09956-3
  • JANコード:9784480099563

この本の内容

正反対の原理や原則に基づいた社会に対し、恐怖と不安に満ちた見方に始まり、共通点の発見を経て芽生えた理解の可能性。だがそれは、遂に実を結ばないまま近代を迎えることとなる…。7世紀から宗教改革期まで、ヨーロッパの人々のイスラーム観はどのように変遷していったのか。英国を代表する中世史家サザンが、時代を画す出来事や思想家の言葉から鮮やかに描き出す。現代世界が抱えている問題を考えるにあたり、本書が語る中世の経験は今なお示唆するものが大きい。両文明の関係を捉えなおすために、何度も耳を傾けたい名講義。

この本の目次

第1講 無知の時代
第2講 理性と希望の世紀
第3講 洞察の時

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可